海外派遣からの帰国「インド洋方面派遣第10次隊」・・・・・
浦賀水道の水平線に点のように現れた艦影はだんだん大きく なって近づいて来る。 音楽隊の軍艦マーチと家族達の「おかえりなさい」「ご苦労 さん!」の歓声に迎らえて「インド洋方面派遣第10次隊」イ ージス護衛艦「きりしま」が目の前に迫った。 艦上では舷縁に正装で直立した隊員たちが登舷礼の形をとっ て応えていたが、やがて手を振たっり声を出したりして、家 族を捜し始める姿に変わる。 これがいつもの海外派遣からの帰国、帰港接岸風景である。 半年以上に亘って厳暑のインド洋で補給艦の護衛任務に就い て来た隊員達の苦労は聞きしにまさるもの。 肉体も精神も限界、それでも海軍魂、海自魂で任務の完遂に 頑張ってきたのだ。 帰国してからの祝杯が一番嬉しいそうで、海自魂が降臨して 任務達成の実感が身震いするほど味わえるそうだ。 これこそが海上自衛官みょうりと言うものだろう。そして 家族達の誇りにもなっていくのだ。 ●Kai爺の「アラートだ!」「身を守れ!」はここから遠洋航海用バッグ【海上自衛隊グッズ・自衛隊グッズ・バッグ】【送料無料】