山都屋にゃん太郎のノート

2007/09/21(金)15:08

masahiro万年筆(6)

masahiro万年筆(16)

 この万年筆にどんなインクを入れるかについてはずいぶん悩んだ。最初はモンブランのレーシンググリーンにしようと思って、ボトルを買って準備していたが、草色系はどうも気に入らず、結局ウォーターマンのグリーンになった。それも洗浄して、今ではパイロットのブルーブラックになっている。しばらくはこのインクで書くことになりそうだ。  吸入式や両用式ではペン先からインクを吸入するので、吸入の時に首軸にインクが残ってしまう。従って、吸入した後はインクフローが豊富だが、首軸のインクを使ってしまうと、フローが減ってしまうことがよくある。きちんと書けるので問題はないのだが、使っている途中にフローが減ると相対的に調子が悪くなったように感じてしまう。特に自分の持っている両用式ではコンバータをつかうと、弱冠フローにムラが出てきたり、かすれが出たりする。  masahiro万年筆はインキ止式万年筆であるため、ペン先から吸入することはない。こうしたトラブルとは無縁である。また、工作精度が高いためか、「書く」という作業に関してはストレスがない。今のところ初期不良も無しである。14ミリ軸は自分の手に合っているし、インクはたっぷり入る。今のところ、毎日必ずこの万年筆を手に取っている。

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