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インフルエンザワクチンは打たないで!(効きません!)
ウイルスを学んだものの常識です。 元国立公衆衛生院 疫学部感染症室長 母里啓子著 双葉社 1050円 はお勧めの一冊です。 ![]() ■目次 第1章 インフルエンザ・ワクチン なぜみんな打つの? 第2章 インフルエンザ・ワクチンが効かない理由 第3章 インフルエンザ・ワクチン 4つの嘘 第4章 「打っておいたほうがいい」どころか害毒 第5章 高齢者だけでなく、乳幼児も狙われています 第6章 医者も、研究者も、マスコミも、しっかりしてほしい 第7章 人間とウイルスの闘い 現代日本にとってのワクチン 第8章 インフルエンザにかかったかなと思ったら...... 下図はインフルエンザウイルスのイラストです。 ![]() インフルエンザの予防接種で使われるワクチンはHスパイク (ヘムアグルチニンという名前のタンパク質;Hスパイク)に対する抗体をつくる 目的でHスパイクの部分だけを取り出して製造します。 ウイルスの一部分を取り出してつくるワクチンを 「コンポーネントワクチン」といいます。 毎年3月までに来年流行すると予想したHスパイクを選定し 9月の出荷に間に合わせるように製造するのですが、 インフルエンザウイルスのHスパイクは夏場も人や動物の 体内でどんどん変異していきます。 この変異を連続変異、小変異といいます。 もともとウイルスの一部分であるHスパイクを取り出して Hスパイクに対する抗体を作るだけのワクチンですから Hスパイクが変異してしまっては全く効果がありません。 香港型、ソ連型などウイルス全体の型が合うとか合わないの 問題ではなくHスパイクの型が合わないのです。 小変異のスピードはある人から別の人へ感染した時にもう変異 する程のスピードです。一年前にどうやって今年流行する Hスパイクを予想できると言うのでしょうか? 正直に適当に勘で選んで毎年見事に予想がハズレますと 白状したほうがいい。 ![]() http://www.npojip.org/ 薬のチェックは命のチェック/暴走する薬 医薬ビジランスセンターJIP設立趣意書http://www.mi-net.org/yakugai/daboard/dagrinst/jip.html 日本は世界的にまれにみる薬害を次々に生み出してきた。その反省がほとんどない ままに、また薬害エイズやソリプジン事件など、重大な薬害が繰り返されている。こ れらの重大な薬害で明らかになった問題点は、抗アレルギー剤や1994年承認新薬の 評価、薬価の国際比較などを通じて、現在実際に販売されている多くの医薬品に共通 する問題であることが判明してきた。 その構造とは、 (1)『危険なもの、効果のないもの』が、『安全でよく効く』と過大な評価を受け、 (2)国際的に見ても異常に高い薬価で発売されている (3)高薬価ほど利幅が大きいという医療経済的構造と、過大評価を受けた情報のため に高薬価の薬ほど多用され、その結果 (4)製薬企業は高利潤を得、潤沢な資金を得る。 (5)その潤沢な資金を駆使して、宣伝販売活動が行われ、 (6)さらに公的な研究資金不足も関係して、研究者/教育者/専門家による医薬品情 報に影響し、評価のための研究にも影響を及ぼす。 その結果 (7)医療費の無駄遣い(3兆円)となり (8)情報の公開がなされていないこと、 (9)行政や臨床試験責任研究者の行為に過誤があっても罰則規定がないために余程の 重大な過失や不作為がないかぎり、罰せられない(研究者には全く規定がない)こ とも重なって (10)薬害を多発させている。 以上のようにまとめることができる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 19, 2009 01:05:37 PM
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