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![]() 中医学では、風邪、インフルエンザ、オタフク、ハシカなど軽い感染症の治療 は空気中に潜む見えない5つの邪気(じゃき)によって引き起こされると考えられています。 空気中に見えない5種類の邪気が潜んでいる。これらが体表の防衛バリアである免疫 (中医学では衛気えき)が弱った時に発病すると考えられています。 ![]() 衛気(えき)は人体を邪気から守り、侵入した邪気と戦います。 寝不足、偏食による栄養失調、過度のストレスなどで免疫が落ちると邪気(細菌、ウイルス)の侵入をゆるし、発病します。 衛気を増やし、皮膚や粘膜のバリア力を増やす処方がこちら 「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」です。 衛気が不足すると、体が冷えて、疲れやすく 風邪を引きやすく、引いたら治りが遅くなります。 年中風邪を引いているなんていう 人にもお勧めです。 ![]() 衛益顆粒の原著にある処方名は「玉屏風散(ぎょくびょうぶさん)」 ![]() ◆王様の部屋に立派な屏風を立てて、風邪が入ってこないようにお守りする薬です。 風邪やインフルエンザに感染した場合、真っ先に最前線で戦うのは咽や鼻の粘膜にある 免疫グロブリンIgA抗体ですが、風邪を引きやすい人(衛気が少ない人)、或いは アレルギーにおいても、皮膚や粘膜のIgA抗体が少ない人は抗原(ウイルス、アゲルゲン) の侵入を容易にゆるしてしまいます。 衛益顆粒(玉屏風散)を飲むと、このIgA抗体は増加し感染症に対する防御作用が 高まることが確認されております。 また、アレルギー発症の元になるIgE抗体は減少することから 風邪の感染症で症状が悪化しやすい喘息などのアレルギー を持っている方にもお勧めです。 ◆新型インフルエンザも季節性インフルよりも更に弱い軽い感染症です。解熱剤による脳症やタミフルによる呼吸悪化、突然死が無ければ大丈夫。 解熱剤やタミフルを飲むことは危険です。 「インフルエンザ脳症」という紛らわしい病名は日本だけ。 原因は薬害です。感染症における発熱時に解熱剤やタミフルを投与すると おこる「薬剤性の急性脳症」を日本では「インフルエンザ脳症」と呼んでいるのです。 インフルエンザ脳症の患者からウイルスが見つかったという報告は1例もありません。 インフルエンザ脳症などという誤解を与えるような病名は止めるべきです。 外界に潜む邪気は5種類。 風邪(ふうじゃ) 寒邪(かんじゃ) 湿邪(しつじゃ) 燥邪(そうじゃ) 熱邪(ねつじゃ)です。 では、これらの邪気の侵入をゆるし、発病してしまったらどうすればよいのか。 邪気の正体を見抜き、 自分がどの処方で邪気を撃退すれば良いかは明日のエントリーで お伝えします。 漢方薬は滅茶苦茶に飲んでも効きません。先ずは、敵の正体(邪気の種類や邪気の位置) を把握し、 最適な武器(処方)で退治する必要があります。 傷寒論(しょうかんろん)や温病条弁(うんびょうじょうべん)は急性熱病に対する 方薬の解説書です。風邪症候群は発症からの展開も早いので処方も慢性病に用いる 漢方薬と違い、スパッと切れ味が鋭いものが多い。西洋薬よりも早く治ります。 多くの治療者が漢方薬の風邪薬を使いこなせずに、 効果が遅いと感じる原因は 邪気の見分け方を知らないからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 30, 2009 02:54:03 PM
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