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2014.03.28
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カテゴリ:農業・農村

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熊本県が勧める「農地集積加速化事業」に取り組んでいます。すでに大多数の地域住民から合意を得ました。

この事業の本来の目的は、農地を担い手に集約化し、競争力のある農業にしていこうというものだと思います。


しかし、久木野地域の取り組みは少し違います。

高齢化等によって農業の継続が難しくなった農地を、耕作放棄地にしないというのが一番の目的になっています。

集落営農組織である「株式会社まるごと農場」もそうした目的で設立しました。

今回の事業は、その「株式会社まるごと農場」を中心として進められています。



愚生としては、高齢化等によって農業の継続が難しくなった農地を、
「まるごと農場」に集約していくことによって、地域農業の継続を図っていこうと考えていました。

でも、この事業を進めていくと、少し状況が違っていることが見えてきました。


当初、基盤整備が進んでいない棚田ですから、所有者が耕作をあきらめた場合は耕作放棄地になるしかないと考えていました。

積極的に借りるという人は簡単には見つからないだろうと思っていたのです。

しかし、現実はそうではありませんでした。もし貸してくれる人がいたら、借りて耕作したいという人がかなりいるのです。


これは意外なことでした。多少条件が悪くても借りたいという人がいるのです。


理由として考えられることは、まず、定年退職後農業に取り組む余力のある人が増えていること。

新しい作物に取り組みのは難しいかもしれないが、稲作であれば現在の機械と技術で対応できること。

久木野の米の評価は高く、子供たちや親せき知人など多くの販売先を持っていることなどが考えられます。


この地域では、80歳代で現役で農業に取り組んでいる人も珍しくありません。60歳なんてまだまだ若造です。

そうした人たちが、もっと面積を広げて米つくりをやろうとされているのは素晴らしいことです。


農村の底力を感じています。





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Last updated  2014.03.29 09:57:46
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