辰年
遅ればせながら、今年は辰年で、私は年男となります。だからと言って何と言うことは無いのですが、次に私が辰年を迎えることは無いだろうと思うと、感慨深いものがなくもありません。 辰と言えば龍。山名に龍が付く山は、近くの龍王山などがありますが、何といっても思い浮かぶのは、「五竜岳」です。 五竜岳は、一度しか登ったことはありませんが、唐松ー五竜ー八峰キレットー鹿島槍と縦走したときに、とても印象に残った山です。 五竜岳は、槍ヶ岳や鹿島槍ヶ岳のように秀麗な姿を持っているわけではなく、剣や穂高岳のように圧倒的な存在感を示す山容ではありません。遠くから見ると、特徴のない単なる岩山に見えます。 しかし、近づいて、懐に入って眺める山容は、極めて大きく、堂々としていて見ごたえがあります。 私も、今年は、堂々と構え、小さなことには動じない一年が過ごせたらいいな、と、思うのですが、、、。 唐松岳方面から近づいて見た五竜岳。 八峰キレットに向かう途中、振り返って見た五竜岳。 岩峰に立つ人影は、新潟から来られた男性で、この後、冷池山荘までご一緒した男性です。私もあそこを通過しました。