蘇った'ダメ'・ドウダンツツジ
6,7年前に苗木を買って植えた「ドウダンツツジ」は、最初の1,2年には幾ばくかの花を付けましたが、だんだん木の勢いが無くなり、花を付けるどころか半分枯れ死状態になってしまいました。 見切りをつけて引き抜き、ほかの木に植え替えました。このドウダンツツジのほうは処分しようと思いましたが、まだ多少は生きた部分があったので、当家自慢の銀モクセイの影にとにかく植えておきました。水もやらず、肥料もやらずのほったらかし。 ところがどうでしょう。それまで、あれほど手を掛けても枯れてしまいそうになった彼が、生き生きとしてきたのです。去年の3月、つぼみをいっぱい付けたので、これはと思い、表舞台に植え替えました。植え替えた時期が悪かったのか、花は一厘も付けませんでしたが、勢いのある若葉が木全面を覆いました。 そして、今年。いっぱいに付けたつぼみがいつまでも小さく、これはまたダメかなと思っていましたが、見事に全面が花に覆われました。これから、我が家の誇る木に成長して行ってくれることでしょう。