カテゴリ:こども
![]() 土曜の昼から入院して、生まれたのが朝。実に20時間超の出産であった。嫁さんは陣痛と闘っていたが、やまやろうは睡魔と闘っていた(そして負けた)。 夜通し、ベッド脇に座り、団扇であおいだりタオルで顔を拭いていたりしていたのだが、空白の期間があることは事実。嫁さんにもばれている。 即入院と分かっていたなら、前日から体調を万全とするために、酒を断ち睡眠時間をたっぷりとって病院に向かっていたはずである。何も考えずにいつもの週末と同じ過ごし方をしたのが間違いであった。 しかしながら、土日というサラリーマンには最適なタイミングで入院したため、医師が子供を取り上げる瞬間まで、嫁さんの隣にいることができて、とても幸運であった。 普段はクールで通しているやまやろう。出産の時くらいはウルウルするかなと思っていた。隣室の先に生まれた子の鳴き声にグッと感情が高ぶったものの(しかも2カップル)、自分の子にはそれほどの高まりを感じなかった。誕生時刻をしっかりチェックしたり、写真をどうしようかオロオロしたりして、感動に浸る暇がなかった。そうこうしているうちに子供は検査のために持って行かれてしまった。「なんで誕生直後の写真を撮らなかったん!?」と後から嫁さんに怒られる始末。 生まれたてはしわくちゃであんまり可愛くないからいいじゃん!と思いつつもカメラ小僧のくせに肝心な写真を撮っていないことに、とてもショックを受ける。その分、落ち着いてからはバシバシ撮った。そして巷のパパがするのと同じように、ケータイ待ち受け画面は息子の寝顔となったわけである。親バカだぁ!!と分かっていながらもやめられない。根拠はないのだが、自分の子供が一番可愛いと思ってしまう。しかしそうは言うもののどっち似かはしっかりチェックする。 やまやろう似である。嫁さんはへこんでいた。やまやろうも逆親に似ると期待していた。自身のDNAの濃さ?を恨む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/28 08:44:54 PM
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