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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2006/09/23
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カテゴリ:登山
僧・駒にしようかとも迷ったが、来月市民登山で登るからパスした。

やまやろう号は道の段差を越えられず、ブナクラ谷の堰堤前広場の少し下に駐車した。歩いて広場に着くと、満車である。県外もちらほら。
満車です

9:12 堰堤前出発。ハシゴは壊れていて、右岸にトラロープが張ってあった。3年前と同じ場所に、またヘビがいた。勘弁してよー。登山道は、とくに沢付近は以前と異なる様相だ。近年、激しく山体が削られているのだろう。日差しは夏のようだが、時折吹き抜ける風は涼しく、秋の到来を感じさせる。

10:38 ブナクラ峠。新しい看板が立っている。ブナクラ谷を見下ろせば、雲海が徐々に谷を埋めてきている。早く登らないと山頂の展望が楽しめない。この頃から疲れてきた。峠からは一気に標高を上げ、尾根伝いの道をたどる。登高ペースは悪くないと思うのだが、気分的にだやくて、足も休み休みだ。水は1.2リットルほど持ってきたが、どんどん給水しているので足りるのか不安になってきた。
新しい看板とカンパ筒

そこで思い出したのが、山頂直下の雪田。3年前は9月でも残っていたので期待する。なかったら干からびる。両側から茂るヤブをかきわけ、ロープにつかまり、ザレ場歩きに息を止めたりしながら、件の雪田に着く。

ここは、岩が点在するお花畑。その真ん中に白い楕円の雪田が残る。あーよかった。水分補給ができる。チョロチョロ流れる水をすくって何度も飲んで生き返る。ついでにおにぎりを取り出し、初の休憩。振り返れば、剱岳北方稜線、小窓尾根、早月尾根が打ち並ぶ、ここは剱の展望台。毛勝三山における、やまやろうお気に入りの場所のひとつ。おにぎりで体力が回復した。花を踏まないように岩を伝って、雪田の脇へ。流れたての冷たい雪解け水を水筒に詰める。これで帰りも大丈夫。
アルプス的風景

12:07 猫又山山頂。釜谷山、毛勝山がクッキリ。東芦見尾根は雲海を断ち割る三角形の半島。17名の登山グループが、山頂を陣取る。
風雪に耐える看板、左の3つこぶは滝倉山とサンナビキ山

やまやろうは猫岩の付け根にある平たい岩に腰を下ろし、釜谷山側に足をぶらぶら垂らしておにぎりを頬張る。その岩がずりずりと動き出す。「うひょー」と慌てて腰を上げたら、上半分がスライドして猫又谷にすっ飛んでいった。キラリと光るアルミフォイル。おにぎりがー!まるまるひとつ食べ損ねた。
ずり落ちた岩の断面

12:49 下山開始。ひもじい昼食だったので、しゃりばてしないかしら。水だけで頑張る。ここからが、山タイツの効果を確認するところ。

13:38 ブナクラ峠。1分ほど立ち止まり、すぐに谷を下る。休みなしで下ろうと決める。足下は多少おぼつかないが、山タイツのおかげで一向に疲れない。

15:10 堰堤前。まだまだ車はいっぱいある。馬場島荘に寄り、佐伯徹さんの作った山菜そば(700円)をすする。おにぎりをなくしたので腹が減ったのだ。ここのそばは旨い。やまやろう大のお気に入り。
山菜そば

猫又山、いいところである。雪田で水を補給すれば、山頂東側の草原で、夏山テント泊だってできる。夕焼けに染まる剱岳を見ながらシュラフにくるまり、後立山連峰からの日の出を拝んでから朝食をとるなんてぇ最高じゃないすか。いつかやろう。

コースタイム:
9:12  堰堤発
10:38 ブナクラ峠
12:07 猫又山
12:49 下山開始
13:38 ブナクラ峠
15:10 堰堤着





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Last updated  2006/09/23 06:37:30 PM


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