やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2008/09/27(土)22:31

岩瀬まち歩きとポートラム

こども(761)

行楽シーズンの秋。前から行こうと思っており、車で気軽に行ける岩瀬へ。再訪となる。魚津からカナル会館まで車。そこからまずは岩瀬の古い街並みを散策する。前回は日曜日に来たので、閉まっている店が多かった。今日は色々とのぞくことができた。 嫁さんたっての希望で、土産を最初に買う。七福亭の飛び団子は売り切れ。欲しかった三角どら焼きは今枝福助堂で購入。そして向かいの野村商店の棒鱈煮は急遽。嫁さん、勢いづいてますな。 むすこはちょろちょろと歩き回る。車が心配だ。土蔵の酒屋をのぞく。やまやろうの欲しいものばかりであるが、見ただけ。 森家は前回見なかったので、是非行きたかったところ。拝観料大人100円で、家の中の丁寧な解説を聞かせてもらった。回船問屋で財をなしたので、随所に贅をこらしている。小豆島から運んだ50トンの床石、屋久杉の雉羽根模様の板(トイレに使用)、ふたつの蔵に鏝絵とアンティーク。見ていて「へぇ~」と圧倒されるばかり。 やまやろうは、中庭が気に入った。和風でこちんまりしていて、眺めていると心落ち着く(日本人やのー)。座敷にも上がらせてもらった。とても広い。むすこは大人しく見学している。団体のおばちゃんからも誉められた。 往時の岩瀬を感じ入ってから、再び旧北国街道を歩き、東岩瀬駅まで。前回もここが散策の終点であった。今回の最大の目的は、むすこをポートラムに乗せることであった。 来たぞ来たぞ、むすこはじっと見つめている。こんな間近で電車を見るのは初めてではないか。富山行きを見送ってから、岩瀬行きに乗り込む。抱っこして運転席の脇から前方を見せてやる。あれ、はしゃがない。まったく喋らない。嬉しくないのかしら。3分間の旅でした。 料金を払って降車。何度呼びかけてもカメラ目線にはならないむすこ。どこ見とらよ。さあ行こうかとしたら、 「のる」 キター、やっぱり気に入っていたか。何も話さなかったのは感動し過ぎだったようだ。ドアに入ろうとするのをやむなく引き離したら、激しく拒否。そして大泣き。 「でんしゃ、のるぅ~」と人目をはばからず、道に倒れ込んで涙をこぼし続けるむすこ。おおお、たかだか3分間の乗車でここまで電車が気に入るとは思わなかった。泣き叫ぶむすこを見て、若い運転手は苦笑いで会釈をして富山へ向けてポートラムを走らせていった。 何とかなだめすかせて抱っこして、カナル会館まで戻る。こどもの反応は面白いな。いろいろ経験させてやりたい。その都度「もっと」と催促されて大泣きされては困るのであるが。

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