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やまぶろぐ・山岳スナップ写真家&山ブロガー・坂口忍(北アルプス・富山県内)

2010/11/20
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テーマ:登山の記録(416)
カテゴリ:登山
01
G会の雪山訓練である。メンバーは、CLのやまやろう、ぬまつち、Dさん、新人Yさんの4名。計画としては、早月小屋前にテントを張り、後は行けるところまで行こうという内容。そのどこかで雪上訓練を臨機応変に考えていた。

雪は松尾平の手前、標高1000m辺りからちらほらと現れ始めた。登るにつれて積雪量は増えるが、歩きに支障をきたすほどではない。

02
時計を見ながら、50分行動したら休憩という間隔を貫いた。休憩時間が15分、20分と長くなってしまうのは、それだけ行動が疲れるからなのだ。タバコを吸ったり、景色を眺めたりするのが気晴らしになる。

03
標高1900m地点。三角点が雪からのぞいていた。小窓尾根並びに早月尾根上部がよく見える。ここらで記念撮影。ハマちゃんポーズをきめる。後続の男性2人組とここで接触。相前後しながら高度を稼ぐ。

04
標高2000mにもなると、ツボ足では辛くなる。両手にストックがあれば、多少は楽である。先行者のラッセル跡が嬉しい。何も考えずにトレースを踏む。トレースがなければ、ワカンでの登高になる雪の量だ。

05
早月小屋前に到着。登山口から休憩を入れて、7時間かかった。晴天でラッセルがない状態でここまで時間がかかるのだ。人数が多いからかもしれないが、雪山では行動がどうしても長くなりがちだ。正月の本番では、どこまで行動時間が延びるのであろうか。

06
雪の斜面には枯れた高山植物が出ている。2日前に下山したグループによれば、ここ早月小屋の前で1mの積雪であったそうだが、我々が到着した時点では、そこまでの積雪はなかったように感じる。しかしながら、一面雪であることは確か。テント設営も雪面であるが、ふかふかでなかなか整地できなかった。

07
日向は暖かで、まどろむのに最適だ。ウサギの跳ねた跡がたくさん斜面についている。それを追ってオコジョがテクテク歩いているのを目撃した。自然が残されているということか。

08
テントに入るまでに、1時間半ほど外にいた。Yさんが一人一缶ビールを持ってきていた。どうりでザックが重たいはずである。その心意気が嬉しかった。ありがたく飲み干す。やっぱり汗をかいた後にはビールが最高である。

09
金物はテントの外に置いておく。降雪で埋もれることも考えられるので、なるべく一箇所に固めて置くのが良い。風で飛ばされることも考えられるので、ヘルメットなどは何かと結束しておくのがベターだろう。今回は晴天が約束されていたので、そこまで厳密に置くことはなかった。

10
いよいよ夕暮れ時のショータイム。毛勝三山がうす紅色に染まってきた。2002年の正月にはさらに官能的な紅に染まっていたが(その時は朝焼け)。

11
テントから顔だけ出して、小窓尾根の染まり具合を刻一刻とカメラに収めていた。見る間に山腹の色が変化していくので、設定を変えながら忙しくシャッターを押していた。普通に撮っていると露出が自分の目で見た感じとかなり異なっているのだ。かなりマイナスめの設定にしないと、濃厚な色の感じが出てこなかった。

12
山腹が暖色から寒色に変わると、マッチ箱ピークの上から月が出てきた。なんと幻想的なのだろう。みんなで歓声を上げながら、その景色に酔いしれていた。






Last updated  2010/11/25 09:49:07 PM
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Profile


やまやろう

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・山岳スナップ写真家(登山しながらサクサク撮影)、山ブロガー。

・1974年生まれ。魚津市在住。1997年法政大学工学部物質化学科卒業。1999年富山県の化学メーカーに就職。同秋の妙高山登山イベントに参加し、山登りに開眼。

・2001年魚津岳友会に入会、サラリーマンのかたわら年間40~50日入山し、登山、クライミング、沢登り、バックカントリースキー等通年登山と写真撮影を実践中。

・2005年より山行記録と写真をテーマにした「やまぶろぐ」を開設、13年間ほぼ毎日更新中。北アルプス・富山県内を中心としたマニアックな記録を多数掲載。

・写真受賞歴は、北日本新聞読者写真コンクール、岳人・新岳人写真倶楽部、とやまの自然写真コンテスト、他。

・出版歴は、魚津岳友会50周年記念誌、富山の百山。山岳ライター歴あり。

・3人の子供のお父さんと山岳会の山行を両立。

・バンプ、日本酒、ミニカー、家と家の隙間撮影が好き。

・金沢かさこ塾一期生。

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