テーマ:テレマークスキー(162)
カテゴリ:山スキー
この三連休は、G会の例会山行が計画されていたが、催行人数が少なかったため個人山行に変更。Y本さんとふたり。会館にて前泊。酒を飲みながら、山の話を1時まで。
5時起床。ジムニーで亀谷発電所を目指す。 6:30 発電所までは除雪されていなかった。道端に駐車して雪に埋もれた道を下っていく。 6:46 350m 和田川を渡って、点検道沿いにスタート。足回りは、やまやろうがテレマーク、Y本さんがワカン。その違いが登高速度にどう関わるか。 最初は急な角度のスギ林。ごぼごぼに沈むのでたまらずスキーとワカンを装着。かりかりの斜面はスキーにはきつい。ジグザグを切っているうちに、直登のワカンに先行される。 695m 8:06 スギ林は終わり、この先はうねうねとした雑木林になる。細尾根もありスキーにはきつい。細かな段差はカニ歩きで越える。この辺りはワカンでも登りにくく、ペースはほぼ一緒。 8:53 880m 地図上の888mのピークに到着。気温は低いが大汗をかいている。あわよくば鉢伏山までという願望は、とっくに打ち砕かれていた。 888mピークからは一旦下り、右手に進路を変えてまた登り返す。樹氷で全山真っ白だ。 山行途中で鍬崎山が梢の先から姿を現す。麓から見るよりも明確にピラミダルな山容が拝めた。気になる雪の筋が正面に見えるが、スキーで下ったとしても登り返しがあるだろう。コース取りが肝になるだろう。 広い斜面に変わる。この辺りはスキーの独壇場だ。わしわしと先行する。でも写真を撮ったり汗を拭いたりしていると、すぐに追い付かれてしまう距離くらいしかお互い離れていない。 10:43 1195m 鳥ヶ尾山(1145m)。第一目標はクリアした。この先のイチゴ平や鉢伏山は遙か彼方だ。今回はパスしよう。スキーとワカンは、ほぼ同時刻に登頂した。 さあて早めの昼食だ。雪を掘って風避けにする。スキーを裏返しにしてベンチの完成。ささやかな宴。最近の山行で気に入ったカップラーメンをやまやろうは用意した。温かい食べ物は雪山では染み渡る旨さだ。 山頂の気温はマイナス2度。汗と雪で濡れた頭髪は、ばりばりに凍り付いた。 11:39 下山開始。シールを剥がしてお楽しみタイムの到来。上部はパウパウ、楽しい滑り。Y本さんを抜き去りスキーの優位性を感じる。 しかし細尾根地帯で尾根筋から斜面に入ってしまったら、コースリカバリーができなくなった。どんどん斜面側に追いやられ、厳しい雪質の途中でストップ。シールを付けて登り返す羽目となった。当然Y本さんには先を越される。 888mピークまではシールを付けたままアップダウンをやり過ごす。あとは滑るだけと斜面を堪能しようとしたが、またしても細尾根でコースを外れてあらぬ方向へと下らざるを得なくなる。ついにはスキーを脱いでトラバースして尾根に戻った。大汗。 スギ林は滑りにくいのでツボ足に変えたが、ごぼごぼ潜るうえザックに付けたスキーが斜面に刺さって歩きにくいことこの上ない。これではワカンに追いつけないと、無理矢理スキーで下っていく。ガリガリの急斜面は板の扱いが難しい。斜滑降・キックターンで我慢の連続。 13:19 365m 発電所に到着。尾根末端では林道が出てきたので、割合楽しく滑ることができた。ここでワカンのY本さんを抜いて、かろうじてスキーが先行ゴールした。スキーの優位性は登りでも下りでもあったのか?へたれなやまやろうのスキーでは何とも。 13:38 400m 駐車地点に到着。お疲れさまでした。コンビニコーラで乾杯。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/02/12 10:11:16 AM
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