やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2012/01/02(月)17:44

11月26日の日記 『雪山訓練(立山)1日目』

登山(2553)

新人が入ったし、正月山行の足慣らし・身体慣らしということで、雪山訓練である。今回は立山三山を浄土山をからめて縦走しようと計画を立てた。参加者はなんと7名。近年これほどの参加者はなかった。G会の新たな盛り上がりを感じる。 6:20 会館起床。除雪状況を見ての出発である。 8:50 立山駅駐車場、満車ではない。091便(9時第一便)のチケットを買ったが…。 構内にはご覧の通り、先客がケーブルカーを待っていた。よく見ればテレマーカー仲間がちらちら。10:00のケーブルカーに乗る。北陸線にないような寿司詰めラッシュアワー。10:15の高原バスで出発。 11:00 室堂ターミナル着。しかし荷物を載せたトラックがやってこない。構内でしばらく待つとやってきた。登山者が群がり次々ザックを受け取る。 室堂は快晴無風で暖かい。スキーヤーや登山者が入り交じり、実に賑やかだ。 11:50 身支度を整えて、浄土山へ向けて出発。まずはツボ足。だって道がばんばんについている。 浄土西側斜面。気持ちよさそうなシュプールが無数についている。こんなスキー日和に重たい荷物を担いで縦走なんて。心穏やかでないやまやろうであるが、まあ、これは仕方がない。 たこ揚げしている人がいた。ボードを履いていたので、ゆるゆると滑っていた。 概ね登山道をたどるようにして高度を稼ぐ。斜度がきつくなってきたらワカンを付ける。 ターミナル方向に振り返ると、テント村ができている(指定地)。 ベテランN島さんが飛ばす。若者がついていけない。 富山平野がよく見える。スキーヤーは数珠繋ぎ。 12:57 浄土西面基部にて休憩。 室堂山展望台と白山方面。天上の人。 いよいよ山頂を目指す。新雪のため締まっておらず、ごぼごぼ沈んでいく。雪の少ないところはハイマツの落とし穴。 風が吹き上げてくる。日差しはあるが、ヤッケを着ないと体温を奪われてしまう。 13:45 浄土山頂。風が吹き抜けスントの気温計はマイナス3度を示す。エビノシッポが岩々を飾る。 風を少しでもやりすごそうと、南側の鞍部にて休憩。強風で雪が飛ばされるので、チングルマの枯れ穂が顔を出している。正面には雄山。 一の越を目指す。ヤッケのフードを深くかぶり風下に顔を背ける。雪煙舞う稜線。 北アを眺めながらの稜線歩きは、山岳会員ならではの贅沢な行為だと思う。 14:15 一の越と龍王岳との分岐。シュカブラの陰影が鋭く対比している。 龍王岳の左手に、彼方の富士山が見えた。これより一気に一の越へと下る。 14:37 一の越。標柱や石垣などにはびっしりとエビノシッポがこびりつく。風が強くて山荘前には雪がない。 山荘の東側に二張りのテントを設営する。携帯トイレは持参した。 テント内からの後立夕景。 18:00 夕食。キャベツとカイワレたっぷりベーコン丼。厚いベーコンの下には温泉玉子が隠れている。肉味噌を乗せてしゃくしゃく混ぜてかきこむ。うーむ、下界でもなかなか味わえないぞ。追加で麻婆春雨丼も平らげる。 20:50 就寝。

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