やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2012/12/24(月)09:58

2003年3月15~16日の記録 白池スキーツアー 2日目

過去の山行記録(63)

6:00 起床。微風快晴、強烈に冷え込み、外に出してあった汁物は全て凍りつき、鍋に張ってあった水もドーナツ状に凍っていた。EPIガスの付きも悪い。じっとしていると体の芯まで冷やされる。凍った鍋汁を解凍してラーメンを作る。 7時過ぎ ツアー出発。荷物はボッカ役のやまやろうが担ぎ、それ以外の人は空荷である。雪の沢を遡上する。沢を詰めたら小尾根に取り付き、空に向かって1本のトレースを伸ばしていく。日差しと雪の照り返しが激しい。途中で二手に分かれてしまうが、お互いは視認できる距離だ。 9:30 1265m 一灘場山へ駆け上がる急斜面の直下に着く。ピークに立つ予定を変更し、白池を目指す。ビール回し飲みと記念撮影を済ませてから、林の中を下り出す。やまやろうは、今登ってきた斜面に未練を断ち切れず、シールを外して滑降してみる。そのまま下っていきたい思いだが、白池に向かうため上り返す。林を抜けると、白池の南東にある小池上部に出る。小池まで本格的なテレマークターンができる広い斜面だが、思ったよりもターンが難しい。 小池の脇には林道が通っており、トラバース気味に斜面を下れば、白池に出られると読図する。上り返しはなく、フラットソールでも楽なトラバースだ。 10:36 1095m 白池到着。今の季節は真っ白な平原に姿を変えている。「白池」という名前の由来は、冬の姿を見てつけられたものだろうと想像される。池の上に車座で乾杯ビール。乾いた喉に小気味よく流れ、沢山ボッカした甲斐があった。大前山を眺めながら、昔の山話に花が咲く。酔い覚ましに、池の上をクロカンスタイルで滑る。何の痕跡のない平らな雪原を滑るのはとても気持ちが良く、どこまでも進んでみたくなる。 ↑白池の上で乾杯ビール 11:34 出発。林道を下っていくと、昨日遊んだ斜面の最上部に出てきた。 ↑夢の跡 11:56 BC着でスキーツアー終了。手際よく昼食にする。汁物がおいしい。テントを撤収し、木地屋に向けて滑降する。雪質は下に行くほどクチャクチャで、転んでばかりだ。 14:26 630m 木地屋集落に到着。ノンアルコールビールで祝杯を上げる。木地屋でF戸さんと別れ、148号線→8号線と下道を走る。 16:26 会館に到着、荷物の整理をして解散。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る