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テーマ:テレマークスキー(162)
カテゴリ:山スキー
4:00 起床。一晩中寒くて起きているのか寝ているのか分からない状態で朝を迎えた。朝食は棒ラーメンにスライスモチ、飾り麩、紅茶。朝焼けの中、剱岳へ向かう人の列。夜の2時やら3時やらから、他のテントはごそごそしていた。我々の起床は遅い方なのだ。 6:01 すっかり明るくなっている中、滑走開始。微風でそれほど寒さを感じない。 剱沢の斜面は昨日の雨と放射冷却でカリカリに凍り付いている。スキーのエッジはわずかに食いつくが、滑り損なったら大滑落は必至。テレマークターンなどの形にはこだわらずに、へたれな滑降で慎重に板を捌いた。平蔵谷辺りからデブリが出てきて更に滑りにくくなる。 6:37 長次郎谷。暴れる板を押さえつけながらの滑走は、足に大変堪える。1、2ターンで腿が悲鳴を上げるので、会長に先行される。 6:44 別山沢前を通過。 6:57 真砂沢ロッジ(は雪の下)。ここで休憩。 7:39 二股手前で雪渓が割れている。右岸の急斜面のトラバースのために、アイゼンに履き替えた。再び伏流するのでアイゼンのまま雪渓を歩く。 7:43 近藤岩。昨日の午後なら適度に緩んだ雪で快適な滑走が楽しめただろうに。 8:05 シールとスキーアイゼンを付けて出発。 8:26 三ノ窓雪渓と北股の分岐。 北股に入るとデブリ地帯に変わる。 9:09 小窓雪渓と平の池への分岐。 小窓雪渓方面。 平の池方面。 9:57 平の池。この時期はまだ真っ白な雪原である。 10:16 池の平小屋。赤い屋根が雪の中から僅かに見えた。 10:36 滑走開始。急斜面で下が見えない。毛勝山のボーサマ谷で鍛えたやまやろうのテレマークターンが極まる! 会長は山スキーなので安定感がある。スキーツアーならテレマークではなく山スキーなんだろうな。 10:57 小黒部谷右俣(地形図1525m地点)。汗だくなのでやまやろうの水筒残量は僅かだ。ここで水の流れる音が聞こえた。左岸側壁より水が流れている。これ幸いとたっぷり給水した。水とグラノーラがあれば行動し続けられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/05/05 09:21:16 PM
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