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テーマ:山登りは楽しい(12675)
カテゴリ:登山
一日フリーなので遠出の山登りに出かける。紅葉にはちょっと早いと思ったが、雨飾山を目指す。ハイシーズンになると行列になるからずらしてみたのだ。魚津から高速で糸魚川まで。そして148を走る。遅いトラックがいて困る。
今回は小谷温泉側から入山した。コースタイムを確認していなかったが、自分の足で3時間もあれば登頂できると思っていた。荷物は極力軽くした。ああ、スントを忘れた。高度が分からないが時間だけでもいいかー。 8:20 登山口を発つ。道を覆うヤマブドウの葉が色づき始めている。 8:32 木道の水平移動は終わり、ここから登り始める。山頂までは400mごとに標柱が立っており、登頂の目安になる。ここは、2/11である。 標高が低くても、場所によっては紅葉が見られる。これはオオカメノキね。 登山道は順当に高度を上げるが、荒菅沢に出合う地点までは150m下るのである。下り始めの地点は、雨飾山の山腹を一望できる。いきなり広がる雄大な景色と紅葉に、うわーと思わず声を上げるが、写真で見ると紅葉はいまいちですな。肉眼とイメージが違う。 9:20 荒菅沢。1時間で来たよ。あと1時間ちょっとかなと時間を計算する。ここでは長居はせず、汗を拭う程度で先を急ぐ。 ぐんぐんと高度を上げる。頭から背中にかけては陽光がじりじりと照りつける。時折風は吹くがそれでは足りないのだ。たらたら汗をかきつつ、先行者を追い越していく。下山する人もいて岩場でのすれ違いに待ち時間も生じる。 時間があれば谷間の紅葉を覗く。白い岩壁に紅葉が映える。 きつい登りが終わると、なだらかなアップダウンが続き、目指す山頂が見える。ああ意外と長いなあ。2時間切りは諦めた。紅葉はほとんど見られず、緑の笹の中をわさわさと歩く。 10:26 山頂。2時間5分で登頂。コースタイムは3時間半だから60%でクリアしたことになる。早くない? 登頂して数分間は何もできずに呼吸を整えるだけであった。水と有糖コーラで回復。 これは登ってきた笹平方面であるが、紅葉していない。ナナカマドは枯れてしまっている。 金山と紅葉。このナナカマドも枯れているのだ。今回は荒菅沢から見た山腹の紅葉が一番良かったということになる。 山頂には大勢の登山者がいたものだから、一枚お願いしてみる。うーむ身体が太いな。 山頂ではコーラを空けて写真を撮るくらい。昼食には早かったからだ。 山頂直下は、気付かないが結構な紅葉になっている。 11:06下山開始。走るとまではいかないが、テンポ良く足を繰り出す。それが気持ちよい。 下山途中で、T間夫妻とばったり。こんな所で会うとは驚きですな。あわすので会うのなら分かりますがー。奥様も山に登れるようになって良かったですな。 やはり山頂付近よりも山腹の紅葉がきれいである。 11:48 荒菅沢。山頂で1リッターの水をほぼ飲み干していた。沢で補給しようと思っていた。キャー冷たい。ぎゅぎゅい飲む。がんがん下りて疲れたから、ここで昼食にした。コンビニのオニギリ。急いで下ってしまったら、このオニギリの食べる機会が失われてしまう。だったら山中で食べんまいか。 朝よりも昼に眺めた方が紅葉がきれいな気がする。同じ荒菅沢であるが、またしても写真をパチパチ。露出は激しく変更してベストな写りを求めた。 12:16出発。 ブナの巨木が多い。見ているだけで神聖な気分に浸れる。いつまでも元気に残っていて欲しい。 足元にも紅葉はぼちぼち。今年の雨飾山の紅葉は早いよ。上部には期待できないから、すでに紅葉が始まっている山腹を狙うしかない。時期的にはどうでしょう。ヤマケイに書いてある見頃よりも早めではないかな。 13:01 急な下りは終わり、木道に出る。後は水平移動だ。木道の脇には小さな流れがあるが、穏やかな所には必ずと言うほどイワナがいるのだ。歩きながら覗くわけだが、そのたびにイワナを発見できて興奮する。ここは禁漁区だから、豊かな環境が守られているのだな。 ヤマブドウも鈴なり。まだ時期的に早いな。でもこの多さは素敵。 13:15 登山口に戻る。休憩込みで下り2時間10分でした。そんなものだと思っていた。 登山の後のお楽しみは、温泉である。小谷温泉山田旅館に行き、日帰り湯(500円)を所望する。やまやろうはここを起点にスキーツアーもしたことありますぞ。 源泉が流れ落ちる。ここは加水なしのかけ流しの湯だと思うが、とにかく素晴らしい。泉質もそうだが歴史や立地も申し分ない。今度は家族で泊まりに来てみたい。 有形文化財だからねえ。見るだけでも価値があると思う。裏手の緑の斜面は、かつてスキーツアーをしたところ。あんときゃ雪が多かったな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/10/01 10:35:40 PM
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