テーマ:テレマークスキー(162)
カテゴリ:山スキー
昨年の放山スキーでは、時間がありながら空沢山へ足を伸ばすことなく、笹倉温泉へ下ってしまった。その心残りが今年の山行となったわけ。昨年滑ってきた尾根から空沢山へ向かい、別の尾根を滑るというもの。笹倉温泉の周遊となる。
メンバーは、S竹会長(山スキー)、Yたさん(テレマーク)、山ちゃん(テレマーク)、やまやろう(テレマーク)の四人である。前夜に会館に集合し、でかいと酒を飲んでから寝る。 やまやろうは、クルマに乗っている道中の記憶がない。飲み過ぎでーす。笹倉温泉の駐車場にクルマを置いて準備開始。近くのジムニーでも夫婦でない男女が、スキーの準備を進めている。どういう関係ですか? 6:45 笹倉温泉を出発。件の怪しいカップルは雪に埋まった道路を進む。我々は田んぼの中の道を歩いて、放山西側の832ピーク尾根を目指す。 スキーツアーのトレースがカチカチについていて、我々はそれを辿るのみ。立て札があったり藁縄が引っ張ってあったりして、迷わないような至れり尽くせりの待遇。 やまやろうは、酒が入っている割りには足がよく動く。三人を後方に置いてすいすいと高度を上げる。そうすれば山とスキーヤーがからんだ望みの写真が撮れるのだよ。 7:55 標高832m地点。一旦なだらかになり、昼闇山方面や鉾ヶ岳・権現岳がよく見えるようになる。同じところを大勢の人が滑ったものだから、スキートレースが日差しでてらてらと輝いている。そういうところの雪は硬く締まっていて、シールが効きにくい。なるべくトレースのないところに向かって雷光型を刻む。 8:43 1079m辺りかな。斜度は緩やかになり、視界も広がる。目指す空沢山も捉えた。スキーツアーのルート指示用の竹竿が雪面に刺さっている。 昼闇山。稜線も斜面も真っ白だ。昨年はあそこに立ったのね。よく歩いたわなー。 放山には至らず稜線をトラバースする形で、空沢山を目指す。9時を過ぎたら、ヘリスキーが飛び始めた。空沢山へスキーヤーを運んでいるようだ。 9:29 ばんばんに付いたトレースに誘われるように稜線を歩く。 9:29 放山からの稜線は一旦下り、空沢山への登り返しとなる。シールを付けたままのユルユルの滑降だ。 10:00 コルからの登り返し地点で休憩。ヘリスキーの人々が下ってきた。登る手間がないからボーダーもいるのね。スキーヤーもばんばんと。 10:23 スキーヤーは同じようなヤッケを着ている。後から現れたスキーヤーはヘリスキーの関係者のようで、竹竿を回収していた。お客よりも関係者が多かったような気もする。 10:36 とにかく広い!そしてどこまでも雪で覆われている。トレースもたくさんあるものだから、まるでスキー場のゲレンデなのだよ。不思議なところだ。富山県では、こういうなだからな斜面や樹木のない斜面はほとんど存在しないのではないか。火山地帯だからなのかね。 10:50 空沢山の直下には、巨大な雪庇が発達している。おおこわ。上部には当然ながら規制線が引かれていた。 10:55 空沢山(1420m)に立つ。水蒸気を上げる焼山が近い。平らだからどこがてっぺんなのか分からないよ。ここでおしまいかと思っていたら、S竹会長だけすたすた更に高みを目指しているぞ。我々は記念写真を撮っていだが、慌てて後を追う。 11:08 1480mピークまで来た。ここが本日のゴール。よく頑張ったわー。たくさん酒が入っていたにも関わらず、よく足が動いてくれた。水を沢山飲んだから復調したのかな。 焼山台地には、点となって歩いている人が見える。先は長そうだ。 手前の平たい雪面が、空沢山周辺である。笹倉温泉への下りは、画面の左方となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/03/30 09:43:45 PM
[山スキー] カテゴリの最新記事
|
|