テーマ:山登りは楽しい(12020)
カテゴリ:登山
昨夜はでかいと飲んだやまやろうでありますが、翌日に目的があるとすっと起きますよ。
富山県山岳連盟の行事、上級救急救命講習会であります。当会からは、N島さん、S崎さん、山ちゃん、やまやろうの四名が参加した。場所は富山消防署。山岳連盟加入団体から、16名の参加があった。 上級は、8時間みっちりの講習内容となる。心肺蘇生法とAEDの訓練がメインだ。午前中は救命対象が成人の場合の訓練である。配布されたテキストの内容に従って進められる。 やまやろうは会社で蘇生法やAEDの使用を体験したことがあるが、こういうものは忘れていってしまうものなので、定期的に受講していくのが望ましい。山関係では初参加かな。 AEDはメーカーによって細部に違いはあるが、音声案内に従って操作するのは共通している。言われた通りにすれば問題ないが、本番ではどうしても慌ててしまうからなー、反復練習して慣れるのみだ。胸部圧迫は30回を2セットもすれば、額に汗がにじむほどだ。意外とエネルギーを使うものだ。 お昼は歩いてゴーゴーカレーまで。2年前に受講した際もここで食べたそうだ。揚げたてのカツが食べられるのは嬉しいね。お昼休みに時間があったから、ランプジャック掛尾店に立ち寄ってみた。欲しいものがいっぱいあるなー、目の毒だ。好日にないものが多くて面白いから、ちょくちょく来てみようかな。 午後は乳児、小児の心肺蘇生法である。成人とちょっと違うのだ(胸部圧迫と人工呼吸の順番)。こちらはやまやろうにとっては重要な内容だ。万が一自分のこらどまが事故に遭った際は、やまやろうが救命しなければならないからだ。ダミー人形の取り扱いが成人よりも優しくなるのは、本能かしら。 総仕上げとして心肺蘇生法とAEDの使用を一通り流れに沿ってテストした。消防署の救命士のチェック入りである。やまやろうは山ちゃんとコンビを組んだ。お互いほぼ問題なく進めることができた。中にはおろおろになって、119番ではなく110番に通報してくれとか言ったり、胸部圧迫法を中断したりしてしまうことがあった(救命士の言葉で惑わす負荷訓練が入る)。訓練でもおろおろになるのだから、本番になったら自分でもどうなるか分からない。これはもう落ち着くしかないし、自信をもってやるしかない。 最後は止血法、搬送法、三角巾の使い方などを学ぶ。そしてペーパーテストを実施。全員合格した。それで当たるのがこの上級救命講習修了証である。これがあるからといって偉くなるわけではないが、救命するレベルが上がったわけだ。山だけでなく街にいた時でも、万が一救命の状況に陥った際は進んで処置に携わりたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/04/12 09:28:43 PM
[登山] カテゴリの最新記事
|
|