やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

ゴルジュ帯の中で休憩。かなり詰め上がって来ているとは思うのだが。


13:40　まだ登攀要素の強い滝がある。ロープなしで何とか登れる。


13:49　滝場が終わったと確信。


13:51　岩の間に高山植物が見え出した。


13:57　2320m　天国に来たー！白い岩と丈の低い樹木に高山植物と。人跡がほとんど感じられない雲上の別世界である。


登攀具を外し、これからの長い歩きの身支度にかかる。食事も済ませる。


水流の少なくなったゴーロを歩いていく。目指すのは正面左に見える丁字型の雪渓だ。あそこを詰めて登山道に出ようと考えた。左の稜線上には薬師岳山荘が見えた。


夏雲の　下のせせらぎ　別天地


14:32　2390m　谷は左方に折れる。聞こえるのはせせらぎの音。


申し訳ないが花の間を踏んで歩かねばならない。昔からの自然がほぼそのまま残っている感じ。


14:49　2455m　直進すれば雪渓下のザレに出るところ。ここで最後の水を補給する。


一旦左方に流れを外れて、涸れた溝からハイマツ帯に抜ける。


草付きを横断してザレを回避し、雪渓を目指す。


15:02　2515m　ザレに入り丁字雪渓に向かう。


鳶谷の流れの始まり。


雪渓上は滑りやすいので、フェルトソールを雪面に擦り付けるようにして歩く。


15:11　2565m　雪渓を詰めてハイマツ帯に入る。稜線上に何人もの登山者が見えてきた。


15:19　2595m　登山道に出たぁー！涼しい風。長かったなーと思う反面、これからの下山も長いのだ。


薬師岳を背景に記念撮影。