テーマ:山登りは楽しい(12025)
カテゴリ:山スキー
6:00 片貝川の山ノ守キャンプ場で待ち合わせ。 S竹会長の軽ワゴンで南又谷を目指す。南又発電所 まで車を入れることができたが、鎖が解放されて いたのでさらに先に進む。 取水口への下り坂の広場で駐車。 6:45 スキー板を担いで出発。 会長は細板テレマークに革靴。やまやろうは ファンスキーテレマーク(ファンテレ)に プラテレ靴(T2 ECO)。 7:06 鬼場倉谷の出合い。猫又谷の雪渓は、 釜谷出合い上流で割れている。 7:13 11号堰堤。左岸に降りる。 7:22 釜谷出合いを通過。 水流近くの岩伝いよりも左岸台地の雪面ルートを 選択したが、背負った板が潅木に引っ掛かり厄介。 7:36 難儀して雪渓の上に立つ (標高1180m地点)。 昨年のGW合宿で尾根に取り付いたところ。 先行者が雪渓上に見えた。会長はここでスキーを 履く。デブリや落石・倒木はほとんどなく、 きれいな猫又谷である。 8:29 二又。ピッケルのみ(ストックなし)の 雪渓歩きは意外と疲れる。この雪面の状態なら 130cmのウロコ板でもよかったかもしれないと 思った。 8:41 休憩(標高1630m地点)。ここから アイゼンを装着。会長は板を再び担ぐ。 登高中は寒さを感じないが、アイゼンを外して 素手になったら指先がかじかんだ。登高速度は 上がらないものの一定のペースで歩き続ける。 会長との差が開いてきて、やまやろうが先行する。 テレ靴のアイゼン歩きは爪先が蹴り込みにくい。 古いトレースを使おうとすると、硬いバケツに前爪 が入らず靴が後傾して滑るのだ。自分でステップを 刻むのが一番楽であった。雪質は締まってもなく 腐り切ってもなく、中途半端で歩きにくいと 感じた。 10:10 稜線(標高2200m地点)。息が切れて ヘロヘロだ。風がなく、小鳥がさえずるコル。 水ばかり飲んでしまう。 剱岳の雄姿を仰ぐことができるが、今は早く山頂に 立って辛い登りを終わらせたい一心だ。 10:53 猫又山(標高2378m)。 山頂には先行した山スキーヤー1名(立山町の人) と毛勝三山縦走の1名。 やまやろうはシャリバテ気味で食欲なし。 ナッツと柿ピーを無理矢理水で流し込む。 当会が担ぎ上げた新しい山名板が傾いているので 整地する。後からもう1名、毛勝三山縦走者 (福井から来た)がやってきた。 猫又山だけにニャンニャンポーズ。 ファンスキーテレマークはこれだ。 12:15 スキーを履いて下山開始。 稜線上は一部雪が切れていたので、南東側斜面に 回り込むように滑り込む。気持ちがよくてそのまま 滑りたくなるが、右方に大きくトラバースして 猫又谷のコルに向かわねばならない。 12:20 コルに到着。登高した狭いルンゼに入る。 ファンテレは小回りが利くので楽だが、会長の 細板は切り返し多数で出遅れる。 上部は急斜面なので、安全を見てアルペンターン で滑る。 二又近くになったら斜度が緩くなって滑りやすい (写真はまだ上部だが)。雪は柔らかく快適な ターンができた。 会長は右足の金具の調子が悪く、斜滑降&キック ターンの修行の滑り。やまやろうが登りも滑りも 会長より先行するなんて初めてのことでは。 下山後に会話したが、会長も年齢を感じることが あるとか。 12:58 二又。待ち時間は撮影時間。中間部は 雪面の状態や斜度がとても滑りやすく、スムーズな ターンができて楽しかった。テレマークターンは 疲れるので、最後までほぼアルペンターンで 滑っていた。 若いカモシカを見た。 13:13 雪が切れたので滑走終了。 爽やかな風が吹く。雪解け水の流れで板を洗う。 滑走面にはほとんど傷が付いていなかった。 13:29 福井の縦走者が追いついたので、下山路 について会長が説明する。我々は板を担いで 岩の上を伝う。ペナントあり。 13:37 釜谷出合い。新緑と芽吹きのただ中。 13:43 11号堰堤。林道は3名で歩く。 14:10 駐車地点。福井の縦走者は乗車の誘いを
固辞し、自力で林道を走っていった。下山時の 見どころとして洞杉を紹介しておいた。 山ノ守キャンプ場は、BBQなどを楽しむ人々で 賑わう。会長と二人、路肩ブロックに腰かけて、 自販機の炭酸飲料を飲みながら、今後の会のこと などを語った。 ここで解散、やまやろうは残業して山菜採り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/05/22 11:30:14 PM
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