2020/05/26(火)21:25
城ヶ平山(トレランのようなもの)
新型コロナウイルス対応で登山は
自粛していた。緊急事態宣言が解除
されたので、2か月半ぶりの山行。
無雪期登山で言ったら、2019年11月の
中山以来だな。
雪渓歩きに誘われたが、身体慣らしの
ために低山登山にした。魚津市から
近くてお手軽な低山は、城ヶ平山か
負釣山になる。前者にしてみた。
15時前到着というのに、大岩川親水公園
駐車場は、まだ多数の車が停まっている。
日中はおそらく満車だったのだろう
(残った車の停め方から)。
やまやろうは混み合う時間帯を敢えて
避けてやってきたのだ(早朝には起きられ
なかったとも言う)。
14:59 大岩バス停前の登山口を出発。
トレランパック(サロモン・トレイル10)
に麦茶とコーラ、そして撮影道具を詰めた。
クマ鈴は必携。
シャガが咲き誇る季節。3年前の同時期も
同じような感じであった。
登り始めの煙草谷右岸は26℃だが木陰
なので涼しい。すれ違う登山者とは声を
掛けずに会釈だけにする(双方分かって
いる)。
最初に拓けた地点。緑もりもり。
集落跡地の湧水は流れていない。
集落跡地上部。アザミの向こうに
きらめくのは、シャガの群生。
15:20 尾根上のベンチのある休憩
地点。流れる汗をぬぐう。
山頂手前の急登。うむ、堪えるが
標高差は約50mなので大したもの
ではない。
城の遺構(礎石)では?
15:34 城ヶ平山山頂。トレラン姿の
女性がひとり。ほどなく下山したので、
山頂はやまやろうが独占することに。
手前の茂みの左下に、大岩川親水公園
駐車場が見える。逆に言ったら、麓から
山頂が見えるのか。
自撮り棒でセルフタイマー撮影を試す。
15:50 往路下山すると山行時間が
短いので、勿体ない。周遊のために
浅生に向かう。
手前の緑ピークはハゲ山。
2年前にハゲ山を絡めて、ここを周遊
したことあるね。
16:01 中浅生の分岐に入る。
スギ林の中の下り道。スピードが
出て気持ちがいい(滑落注意)。
16:08 正男新道登山口。
おおかみこどもの花の家に
立ち寄る(閉鎖中)。
庭の写真を撮ったら県道67号線
(宇奈月大沢野線)を下る。
16:20 大岩山 日石寺の裏山に
寄ってみる。長い下りからの登り
返しが足に来たァー!
四国八十八カ所霊場の巡礼路が整備
されている。いつか本場四国に行って、
再開せんならんな(巡礼経験あり)。
三重の塔。杉木立に囲まれた
凛とした雰囲気が激しぶBOYS。
六本滝。ここまで来ると観光客が
多数。若者グループにスマホ撮影
を頼まれた。
普通は、一枚撮影して終了だろう。
カメラマンちゃ、それではいけない。
スマホは撮影枚数を気にせず撮影
できることをいいことに、何枚も
バシバシ撮るのだ。
一般人はそんな沢山撮影されたことが
ないのでビックリする。でもさ、一撃
した写真が失敗だったら?そんな状況
は何度も経験している。時間とスマホ
が許す限り、バシバシ撮るべし!
16:34 大岩バス停に戻る。
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久しぶりに登った山は、生命に
あふれる豊かな緑の中であった。
それが毎年繰り返されているから、
当たり前のことだと思っていた。
新型コロナウイルスで、当たり前
が当たり前でなくなった。
当たり前ができない辛さ、もどかしさ。
しかしながら、登山ができないストレス
は少なかった。
何というか、登山以外にも趣味を広げ
ようとしていたから。
新コロ前に、自分の身体がダメになって
登山できなくなる可能性もあったのだ。
そういうことを見越して、キャンプ
などにも力を入れつつある。
ガチな登攀ができる年齢は過ぎた。
この先、ワクワクする山行がどこまで
できるか分からない。登山に軸足を
置きつつ、他の分野で輝けるかを
試していく。