2024/01/03(水)09:16
令和6年の能登半島地震を新幹線車内で体験した(その1)。
1月1日16時10分頃、マグニチュード7.6、最大震度7の地震が発生した。
その時北陸新幹線に乗って、金沢方面に向かっていたやまやろう。
新幹線は緊急停止し、上越妙高駅6km手前に止まる。
スマホの緊急地震速報があちこちで鳴り響く。
車内は断続的に3回停電する。余震が続き車内が揺れる。
GARMINのスマートウォッチの計測は高ストレス下
(数値93)を示す。動悸と発汗。
乗客はみんなパニックになることなく静かであった。
スマホで家族の安否確認。全員無事との報。
19:40頃運転再開。時速30kmで上越妙高駅に到着し、
ここで運転取り止め。列車ホテルに泊まる。
駅近のホテルは予約が取れない。駅構内の自販機は
長蛇の列で、完全に出遅れた。列車内で一晩過ごすことを
決断(諦念)する。3列席へ移動し、対面座席として空間を
確保する。
JRからサバイバルパンとPETボトルの水が提供された。
緊張により空腹にならず、水も飲まずに眠ることにした。
座っていると腰が痛い。衣類ポーチを腰とシートの隙間に
置くことでかなり良化した。が、同じ姿勢を撮り続けると痛い。
車内は明るいので寝にくい。早く夜が明けて欲しいのは、
ツェルトビバークの気分。寒くないのが救いだ。
まどろみながら津波の夢を見た。初夢がそれか。
■持っていて良かったもの・マスク(感染症対策に)・充電器(スマホが情報源)・衣類ポーチ(腰の痛みの緩和)
■欲しかったもの・アイマスク(車内は明るい)・モバイルバッテリー(お守り的に)・軽食(買いたくても買えない)