今夜はG会の集会であったが、次男坊の部活のお迎えがあったので欠席した。
本音は、自分の山行レベルが低くて恥ずかしくて行けないというものである。
今はヘッポコであるが、昔はそれなりに活動していた。
(昔から)クライミングができなかったので、沢登りに集中していた。
黒部の不帰谷は何回か挑戦したが、自分は完登はできなかった(G会としては詰め上がった)。
2011年9月に遡行した時は、本流にたどり着くことさえできずに撤退している。
不帰谷遡行総括
かつて入渓したことがあるから、記憶を頼りに容易に本流に行けると舐めていたところがあったと思う。結果失敗している。現在地をロストしているのだ。G会での登山人生における挫折のひとつ(幾つもある)。
若い時は沢に入って、1/25000の地形図と高度計だけで、現在地がピンポイントで分かるくらいに山勘が冴え渡っていた。思い返しても、この時の能力は凄かったと思う。
君は、遡行図(そこうず)を描いたことがあるかい?
山中でツェルトビバークして、顔が虫刺されでボコボコですな。
不帰谷遡行 1日目 2日目
おや、13年が経っていても写真だけのブログで、コースタイムの文章が入っていないな。山行記録をまとめる気持ちが起こらないほどに、打ちのめされたってもんだ。
メモ帳はあるので追記は可能だが、果たして13年前の遡行を掲載しても意味があるのか(渓相
は常に変化する)。記録更新は、自己満足でしかないのでいつかやろう。
やまやろうの20年を越えるG会での在籍期間中、撤退というのは幾つもあった。山行がスムーズにできた方が記憶に残らないものだ。
敗退山行の方が、サクッと済ませた山行よりも大事なものが含まれているのかもしれない。率先して敗退しろと言うつもりはないが、敗退しても得られるものがあるから嘆くなよとは言いたい。