
先週の宇奈月スノーパークにおいて、気持ちよくテレマークスキーを滑走していたら、急展開の出来事。
スキー板からテレマークビンディングが分離したのだ。板のビス穴の錆劣化である。
元々この板(K2 T:NINE)は中古品で、タダでもらったもの。数年間放置していた。滑走面を天面にしてキャンプの時のテーブルに改造しようかなと思っていたのだ。
が、ファンスキーテレマークが(今回と同様に)壊れたので、板を換装したのだ。
ファンスキーよりも板が長くなったので、滑走が安定した。それでも130cmだが。この長さが絶妙で、急斜面での取り回しが大変楽である。
BCスキーにも使えるということ。この板に合わせて、古いシールは短くしたのよ。大品山には登ったわ。
板を新調したい。シールを活用するなら130cm前後のもの。気になる板は見つけた。後はビンディングの取り付け強度をどう確保するか。
Yとさんからは、プレートを噛ませることで、ビス3本留めから4本留めにしたらどうかと提案された。
ネットでテレマークのプレートを調べてみると、ビス3本でプレートとビンディングを一気に固定するというものしか見つけられなかった。それでは強度は向上しないではないか。
そもそもネット上ではプレートの情報が少ない。ここはマンゾクのKぼさんに相談してみようかと思っている。T:NINEをくれた人だし。プレートの必要可否含めて、情報収集ですな。
(゚∀゚)
やまやろうのBCスキーの手始めは、ファンスキーである。「山スキー」という単語がメジャーになる前に、既に実践していた(2001年から)。
ファンスキー専用の靴を持っていて、雪山登山靴のように歩くことができた(ソールは貧弱であったが)。登りは雪山登山で、下りでスキーを使った山行をやってみたのだ。
下山が早くなるから。ファンスキーは短い上に軽量なので、登りでバックパックに付けても苦にならないのだ。
地元の僧ヶ岳とか毛勝山の谷は急峻なので、シール登高が厳しいところが多い。ファンスキーならアイゼン歩きでサクサク登り、帰りはファンスキーで颯爽に下るというのが、とても理にかなっていたのだ。
バックカントリーにファンスキーを使い始めたのは、何とG会に入る前だ。全国的に見ても先駆者なはず。
当時は登れる身体プラス機動性の高いファンスキーの組み合わせで、毛勝山の谷筋をとにかく攻めた。
その極致は、毛勝山の山頂に登り、中谷とボーサマ谷を日帰りで2本滑ったことだな(2003年5月)。登りの累積3078m、変態だwww
ファンスキーがあったから、エクストリームなBCスキーを楽しむことができた。短板にこだわったことで、できた山行はたくさんある(特に残雪期)。
自分のスキーの手始めはファンスキーなので、短板にこだわってしまう。そのメリット・デメリットは十分理解している。その結果としての130cm板。
この長さなら、何とかパウダーもツアーも可能と分かった。担いでアイゼン歩きするなら、短いに越したことはないのだ。
短板は自分のアイデンティティなので、テレマーク板として持っておくべきだと思っている。あんまり理解されない独自の世界なのだがw、とっても好きなので極めたい。