金曜日の夕方に突然メールが入った。僧ヶ岳の雪形変化について話を聞きたいという。
地元山岳会なら、何か詳しいのではないかと問い合わせをしてきた次第。
日程調整して、G会館で話をすることになった。参考資料として、雪形が写っている書籍をかき集めてみた。
予定の10時きっかりに、記者が到着した。事前にエゴサーチしておいて、記者の名前の呼び方を調べておいた。
必要なのは、僧ヶ岳と人形山の、過去の雪形の写真である。富山県では「雪形モニタリング調査」として、過去から現在にかけて撮影された雪形の写真を収集・解析することで、気候変動が雪形の出現にどのような影響を与えているのか調査しているとのこと。
新聞社としては、その活動のアピールをしたいみたい。
レコーダーを前にして、やまやろうは自分の感じていることを喋った。昔より11月下旬の雪山訓練がしにくくなったとか、春の山菜の芽吹きが早くなったとか。
毎年の雪形の変化を伝えられればよかったのだが、そういう定点撮影を行っていなかったので、雪が少なくなっていることを、自分の経験から間接的に話してみた。
そんな内容でも記事にはできるみたい。メモを取っていた。氏名と年齢を聞かれ、顔写真の撮影を求められた。
いやー、写真はさすがに勘弁してもらった。おらの顔が新聞に掲載されたら、ちょっとまずいことがあるのだよwww
自宅パソコンの中には、昔の僧ヶ岳の雪形写真があるかもしれない。探してみようと思う。予想通り聞かれたのよ、何回僧ヶ岳に登ったのか。
質問が来るだろうなと思っていたので、会う直前に、やまぶろぐの記録を見返した。登山歴約26年で48回入山していた(三ツ倉山、成谷山、伊折山などを含む)。
登山道の草刈りや、魚津市の市民登山会での登山が多かったな。やまやろうの登山人生とともにある、地元の愛する山である。

帰宅して、北庭の下草を刈ってみた。やるなら徹底的に。
フェンスのアケビは、身が割れていた。昼食後に中身のちゅるちゅるを食べた。ほのかな甘みが和菓子のような感じ。