宇奈月温泉・平和の像までテレマーク
9:05 240m 上山リフト手前から林道をハイクアップする。スノーシューのトレースが先行している。円い屋根は、セレネ美術館。スノーシューと同じところで、林道をショートカットしてみる。9:31 中島スキーセンター前。春山の日差しに包まれる。ここまでで大汗をかいた。看板の日陰で休憩する。宇奈月スノーパークは、今シーズンの営業が終わっており、誰もいない静かなゲレンデ。聞こえるのは、建物の雨だれの音とシカの甲高い声のみ。平和の像直下の斜面を真っ直ぐ上がっていく。スノーシューはスキーセンターからは右手のゲレンデ方面に進んでいる。雪はまだ腐っておらず、良い滑りができるかもしれない。春の陽気に汗がとめどなく流れる。山シャツの袖で額を何度も拭う。平和の像には最後に向かうことにする。10:10 平和の像西側のコルに着く。出発から小一時間のお手軽スキーツアーであった。大品山とどちらに行こうか迷ったが、4ヶ月ぶりの山行なので簡単な方にしておいた。黒部の谷を見下ろし、その先には北駒ヶ岳のつばき尾根がその長大な姿を見せている。画角と露出を変えながら何枚も写真を撮る。久しぶりの登山に気分が高まる。気持ちの良い汗をかくことができた。スノーシューの人影は見ることはなかった。10:23 平和の像の下に来た。いつの間にかサングラスを紛失している。ここでシールを剥がして滑走準備に入る。10:32 平和の像の前からドロップイン。暑いのでアウターは着なかった。板が短いので後傾にしないとつんのめりそうだ。斜面は新雪が少し緩んだ状態で、まあまあ走る。凹地(旧ゲレンデ)には入らず、スキーヤーズライトの尾根上を滑った。そちらの方が斜度がきつくて短板に都合がよいのだ。テレマークターンをすることなく、アルペンターン(かなり後傾)でスイスイ滑降する。BCスキーでは転ばなければ全てOKだ!真っ白なノートラック斜面に自分だけのシュプールを刻むのは快感であります。10:38 中島スキーセンター前。結局1回もテレマークターンをしなかった。それでも楽しかった。後は林道を滑る。花火台の上方で、ハイクアップしてきたボーダー親子とすれ違う。雪が硬いかもと心配していたが、むしろ軟らかいですよ。林道は圧雪車の無限軌道痕でガタガタで、なるべく端っこにルートを取った。10:47 ゴール。本日のトラック。距離 3.4km記録時間 1:42:19累計高度 415m消費カロリー 593kcal