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カテゴリ:男性和装
男物和装 春の装い
いつも当ブログを閲覧いただきまして誠にありがとうございます。 お陰をもちまして、アクセス数10,000を越えました。これからも、男物和装をこよなく愛する皆様に喜んでいただける記事を掲載してまいりたいと存じます。 さて、春欄間の季節が到来しました。春と言えば“花見”というのが日本の伝統的な慣習なのでありますな~ 桜咲く季節に、衣替えを行うのが日本古来の習慣なのであります。 女物和装では、春をイメージする装いは比較的容易なのであります。ズバリ、桜をモチーフにした色柄でコーディネートすれば、街ゆく和装女性たちが桜の木樹そのものに見えてしまうのであります。しかし、派手な色柄を前面に出せない男物和装では、和装の“春コーデ”は至難の業なのであります。とはいえ、限られた要素のなかで「春らしさ」を演出する男物和装の“春コーデ”もあります。 「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく・・」と枕草子にありますように、春は淡色の色合を衣服に用いて季節感を表現するのも日本の風土に合わせた服飾なのであります。男物着物は、濃い色合い無地が一般的ですが、春らしく淡色の色合でコーディネートするおが理想的ですね。 花見の宴に興じる男衆。普段とは違う柄物の着物でお洒落した“春の装い”なのでしょうね。 〈淡色コーディネートの例〉 左;八王子の上代お召ツートン・アンサンブル。高級素材での粋な淡色コーデ。 中央;桐生絵抜きお召・上代お召羽織。茶と淡い金茶のコンビネーション、茶人風コーデ。 右;淡色の髭紬アンサンブルに紬袴を合わせた春らしい訪問着。豪華な春コーデ! いずれも高級素材の淡色コーディネートなので、ちょと豪華過ぎですが・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年08月15日 18時16分44秒
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