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カテゴリ:生活
なんとなく日を過ごしている間に、もう7月も半ば。早いものだ、早すぎる。
そろそろ学校も夏休みに入るが、どうせ今年も息子は帰って来ないつもりなのだろう。 娘には早々に夏休暇の予定を問い合わせて打ち合わせも済んだのだけれど、息子とはなかなか連絡が取れない。 電話も留守電だし、メールもしつこく送ってはみるが一向に埒が明かないのだ。 しかし、我が家の夏の恒例行事となっている故郷への帰省は、夫の両親の強い要望もあって止めることは出来ない。 そして、彼らが期待しているのは、むしろ孫である娘や息子の帰省なのである。我々夫婦はそれに付随するオマケにすぎない、などと言っては言い過ぎだろうか・・・。 とにかく、去年『帰る』と言っておいてドタキャンした息子には、今年どうしても顔を見せに帰る義務があるのだった。 存外優しい息子も、ソコの所はわきまえているらしく、昨夜も何度目かのメールを諦め気分で送っていたら、 “あぁ!!返信すんの忘れてた・・・” と、やっと返事をよこしたのだ。 私も軽く見られたものだ、とブツクサ思いながらも、ようやく届いた返事に思わず顔がほころぶ。 返事には、一応公休申請は出してあるから一緒に帰れる、とある。 バイトにも公休があるのか、知らなかった・・・。 それはそうと、彼は卒業後のことをどの程度考えているのだろうか。 同じ歳の子供を持つ親同士は、顔を合わせれば子供達の就活の話でもちきりだ。 上の子の時には一切関わらずに済んでしまったけれど、下の子はどうも頼りなくて心もとない。大丈夫だろうかと、いつも心配になってしまう。 もう成人式も終えて、世間的には大人の仲間入りをしたのだから、余計な心配は大きなお世話かもしれないが、いくつになってもやはり子供は子供だ、と改めて自分を振り返ると、やっぱりいつまでも親に心配をかけたことを思い出して苦笑。 カエルの子はカエルなのだ、仕方が無い。 子供を信じて成り行きに任せ、あれこれ口を挟むのはやめよう。 結果はどうあれ、彼自身の人生なのだから。 今年また一緒に帰省出来ることを、先ずは喜ぶことにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月14日 13時13分43秒
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