闇夜のからす徒然綴り

2008/10/29(水)18:56

宿題

趣味(23)

お習字に通い初めて5ヶ月目。 8月はお休みだったので丸4ヶ月間、月2回のペースで通った。 変体仮名で『いろは』を練習した後、今は百人一首を毎回二首ずつ書いている。 字の大きさが揃わなかったり真直ぐ書けなかったりと、初心者故の苦労も色々。 しかし、何にも増して出来ないのが『宿題』である。 他の生徒さんは皆さん真面目で、出された課題をしっかり家で練習し、その成果である清書を毎回一枚提出してからその日のお稽古に入られる。 しかし、端からそんな上を目指しているわけではない私ともう一人Aちゃんは、お習字に行ったその時間だけ集中的に練習できればそれで満足だった。ご祝儀袋や芳名録に恥かしくない程度の字が書けるようになれればそれで良いのだ。 筆を持つことは苦ではない。気分が落ち着くし、なにより楽しい。 練習しなければ上手になれないことも重々承知ではあるのだけれど・・・家で書くということは、何故かなかなか出来ないのである。 ま、動画を見る暇があったら筆を取れ…と言われれば一言も無いのだが、それはそれ。 適当な気分転換も必要なわけで―――。 真面目な先輩生徒さん達が美しく散らし書きなど練習され、昇級の話で盛り上がっているのを横目に、それはそれで羨ましくもあるのだけれど、やっぱり私達二人はのんびりスローペースで行こう! と、先生には大変申し訳ない決定を、二人密かに下しているのであった。

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