土用
暑い暑い。なかなか梅雨が明けないと思っていたが、明けたら明けたで暑さで参ってしまうヤワな私・・・。汗が止まらない。そんな中、久し振りに友達との食事会を計画、その中の一人が最近家を新築したので、お祝いも兼ねてお宅へお邪魔した。散々喋ってくつろいでいたらあっという間に時間が経ってしまい、名残を惜しみながらの解散。今日は土用の鰻の日ということで、みんな夕食は鰻にすると言っていた。そぅかぁ――、うなぎね。帰宅してから夫の買い物に付き合い、いつもお疲れの彼をねぎらうつもりで“鰻”をほのめかすと、案の定一も二もなく乗って来た。出先が例のうなぎ娘の店近くだったので、駐車場が空いていたらそこに行こうと話していたら、都合よく?停められたので簡単にお店決定。ガラガラと戸を開けると、中はいつになく混雑していてバイトの若い子が沢山。あれ?見慣れぬ顔ばかり、と思っていたらうなぎ娘に声を掛けられた。慌しく挨拶を交わしてよく顔を見ると、バッチリお化粧して大人の女性になっている。それもそのはず、今年二十歳になるんだもんねぇ、早いものだわ。たれの匂いに燻されながら食事を済ませ、帰り際にちらっと帰省の話をすると、既に息子から日程の報告は受けていたらしい。やっぱりまだ付き合ってたのか・・・。「三週間くらい前に会いましたけど、元気そうでしたよ。」だって。私にはメールの返事さえ滅多に返して来ないのに。「あ、メールの返事はだいたい2,3日後ですね。」それでも返事があるだけ良いよ。私なんか、嫌というほどメールし倒してようやく返事をもらえる程度なんだから。それも何週間か後に、だからね。それにしても、付き合い始めて四年も経つが、あんな気儘な息子に愛想を尽かさないなんて、淡白なんだか諦めてんだか、そしてこのままいつまで続くのか、その関係がちょっと不思議に思える私なのだった。暑い暑い、土用は暑い。私は全身燻されて、鰻の香り漂ういい女になってます・・・。