★*やむたむ日記*★

結婚して、実家からかなり遠いところへ引っ越してきて3年になります。

2回引っ越しているので、そのせいもあるでしょうが、
いまだにコチラで友達を含めて「本気で話せるヒト」がいません。

実家の近くにはもちろん大切な今後もいつまででも連絡の取れる
大切な友人はいますが、

コチラではいません。

引っ越してきた当初は主人の会社の社宅に入っていましたが、
そこでも主人の会社の人たちとお近づきになれるかな？と思っていましたが、
主人と私の努力不足で、うまくいかず、
結局、私は全然違うところで働き出したので、つきあいはほとんどなくなりました。

その後引っ越してきてからは、
「よし、やり直すぞ！」と、張り切ってはみましたが、
みなさん小さな同じ年頃のお子さんがいるのに、
私はいないので、これまた話合わずで撃沈。

近所付き合いもイマイチうまくいかず、
仕事も、同じところで3年近く働いていますが、
職場は職場のつきあい。
といったところ。

もちろん職場は3年近くですから、
それなりにランチに行ったりもしますし、
それなりに話せることはできますが、
本当に仲の良いヒトはいません。
いや、できません。


原因は私にあるのはわかってます。
声をかけるのに、自分が思っていることを話すことに臆病になっているのです。
いや、なってしまいました。

2年前、今の職場に入ったばかりのころに、
私より少し前に入った年齢の近い先輩がいました。
結婚して間もなく、子供もいない。
私と似た環境のヒトで、
「あ～、仲良くなれるかな～」と思い、
今まで誰とでもすぐに仲良くなれると信じていた私が
声をかけました。

予想通り、すぐに仲良くなり、ランチに行ったり、
お互いの家に遊びにいったりもしました。
夏には1泊で泊まりにいったりもしました。
感覚の近い女性だと思っていました。

ところが、その彼女が彼女の家庭の事情でお仕事を辞めました。

彼女とは辞めても仲良くできるだろう、と思っていましたが、

私は、そんな忙しい人間ではないので、
彼女の予定に合わせるよと、メールしてましたが、

きっと忙しいんでしょうね、不通。

「絶対こっちから連絡するね！日にちあけといてね！」と
期待させるようなメールを送ってくれるのですが、
それ以上来ません。

そこで思うんです。

「そんなもんなんだ」って。

今年、年賀状が届きまして、
「今年こそ遊ぼうね！」なんて書いてありましたが、
ふっと消えてしまいそうな言葉にしか見えないのです。

一応年賀状は送りましたが、もう来年はないでしょう。

「本気で話せるヒト」ではなかったようです。
裏切られたような気がしました。

「本気で話せる友達」ってどういうヒトのことを定義にするんだろう？

「ヒト」も「友達」も含めてやっぱり「キャッチボール」の関係じゃないの？

こっちから投げかけるだけで、何も返ってこなかったら、
そこで終わってしまうものじゃない？キャッチボール。

だから私はそれ以来、
ボールをそう簡単には投げられなくなり、
ず～と胸にしまったままです。

誰に対してもそうなってしまいました。

実家の友人たちも、みんなそれぞれ忙しいから、
なかなかそう長電話をできるわけでもなく、
自問自答の繰り返しです。

自分はもっと明るくて、誰とでもすぐに仲良くなれて、
「友達100人でっきるかな？」の歌のように、
「できる」と信じて疑いませんでした。

でもそうじゃないのがよくよく身にしみてます。
「臆病」な人間で、仮面をかぶって仕事場へ行く。
適当にそれなりに付き合いできる。
でもそれなり。

歳をとればとるほど、
みんな複雑になっていくから親友を作るのは難しいんでしょうね～。
ほんと難しい。

きっとこの先、そんなヒトできないような気がする。