2017/11/28(火)06:01
「夜、トイレに行くのが辛くない家にしたい。」no1
健康のための
リスク軽減に断熱改修をすることに。
解体工事は一般に解体屋さんが解体するのですが
断熱改修工事のときは大工さんに解体してもらいます。
自分の大工工事を考えながら解体するので、
「ここはバラさなくても、ここはバラしてもらいたかった」が発生しない。
断熱を強化する場合、真壁(しんかべ)は断熱材の厚みが取れないので
柱を見せない大壁(おおかべ)にします。
先週のブログ「気休め断熱状態」断熱材を包んでいる白色のシートの耳を
筋交い、間柱、柱にかけて入れるが基本。ですが
この時代のほとんどが写真の施工です。
赤線の部分に壁の中(断熱材の中)に上昇気流ができない様に
木材を入れる「気流止め」。
上の写真のこの状態で
ぬきの裏側までグラスウールを隙間なく充填するのは無理。そこで、ぬきの裏側まで
充填したいし、厚みを稼ぎたいのでウレタンで施工します。
当地では丸太梁の組み方で大工としての評価になる。
丸太を組み合わせることで耐震が上がると思いますか・・・?
重さを考えると?もっと軽くする組み方でもいいかも。
耐震の等級は一回の揺れに対していの想定、揺れの周期に対しては想定していない
ここまで縛りをかけることはコストの面からも難しいでしょう。
揺れの波によっては
等級1より3のほうが建物の揺れが大きくなることもありえます。
余震や揺れの周期に対応する建材も開発されていますよ。
断熱も耐震もどこまでやるかですね。(´・ω・`)
「高台から町並みを望む家」12月16(土曜日)17(日曜日)
完成見学会です。お待ちしています。
天井付近の開口は空気の循環のために開けています。
26日でクロス工事終了、今週は設備、電気、建具工事の仕上げになります。
最後までありがとうございます。