2005/03/13(日)16:48
歌舞伎座の席料
今回の勘三郎襲名披露などは、チケット入手は大変。
しかし、普段はそれほど大変でない。
歌舞伎は高い,とお思いでしょうが、ものすごい幅がある。
桟敷、一等、二等、三階A席、三階B席、そして一幕見。
桟敷は普段は16800円(勘三郎襲名披露は22000円)
同様に一等は14700円(20000円)
二等10500円(14700円)
三階A席4200円(6500円)
三階B席2500円(3500円)
襲名披露などは演目もよいし役者さんが揃うので、ちょっと高め。
高いけれども、何といっても桟敷はイチオシ。
この席は、前にテーブルがついて、足元は掘りごたつのようになってる。
大体二人(三人のとこもあるが)のボックス。
歌舞伎座は大体飲み食い自由なのだが、桟敷は終始、
酒を食らおうが弁当開こうが自由、のお大尽席!
ここだけはお茶がつき、歌舞伎座内の吉兆などのお弁当を
お姉さんが運んで来てくれます。
まさに江戸時代の茶屋の名残なのだ。
しかし、とにかくとれません。
どのチケットもそうだが、一番高い席から無くなる。
桟敷はホンの数十席しか無く、なかなか入手困難。
高いといっても一等に2000円プラスであのゴージャス感。
一度はお試しいただきたい極楽である。
しかし、高いようでも、昼の部も夜の部も、休憩を数回挟んで、
3~4つの演目を4時間半くらい楽しめるのである。
ちょっとした演劇が10000円前後する今日び、
時間に直すとそんなに高くないと思うのだけど。
花道は見えにくいけど、三階B席とかなら、3000円前後。
歌舞伎座自体、結構歴史があり、中も見物する価値がある。
流行の役者にお囃子連中、長唄など、オペラより
ずっとコストパフォーマンスが高い総合芸術だと思うんだけど。
歌舞伎ナビ