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2008.02.11
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カテゴリ:映画祭
先週の金曜日に親知らずを抜き、ズキズキするのはともかく、今ほっぺたがめっちゃ腫れてまるで『ガキデカ』状態。仕事もお休みした。今度の木曜日にバレンタイン・ディナーの予約も入れてあるんだけど、それ迄にちゃんと腫れが治まり普通の食事が食べられるところまで回復するのを祈るしかない。
ま、そんなわけでちょっとゆっくりとブログを書く時間ができた訳だ。

先月24日から10日間に渡り、恒例のロッテルダム国際映画祭 (International Filmfestival Rottterdam)が開催された。早い物で僕がこの映画祭に出席するのも今年で5回目である。

今年で37回目となるIFFR、あまり日本ではなじみが無いようだが、ヨーロッパではカンヌ、ベルリンと並ぶほどの由緒ある映画祭だ。この映画祭は、処女作品、第2作目までの作品を製作する監督のみを対象に資金援助、バックアップなどをして、後にその完成作品を上映するコンペ部門『Tiger Competition』を設けている事でも知られ、世界的に新人監督の登龍門的な位置づけをされている映画祭であり、何処となくおおらかで開放的、カジュアルな雰囲気が会場やパーティーなど、どこに行っても満ちているところが新鮮で良いと思う。かつてそんなスタンスで知られていたアメリカ、コロラドのサンダンス映画祭にみられるように、ハリウッドで『インデペンデント映画』というものがもう1つの映画のジャンルにしか過ぎない物になってしまった風潮を受け、現在ではアカデミー賞と同様単なる映画製作会社、配給会社のPRイベントの1つに過ぎないものに化してしまう映画祭が増えて来ている中、IFFRの様な映画祭の存在は、それこそユニークで貴重な物であると言っても良いと思う。そしてそのような映画祭を運営して行く姿勢そのものが非常に勇敢なものに思われる。

ところで今年のIFFRでは、日本からの参加作品の内容が量的にも質的にもイマイチ貧弱だったような気がした。で、周りの関係者の方達と色々と話していると、やはり日本の映画業界も最近はハリウッド化というか、商業主義的になって来ているらしい。大手の『x宝』『x川』などの映画界社が業界を支配するような傾向があり、要するにIFFRは、カンヌやベルリンと比較すると知名度が低いので広告的価値がないとみなされ、『プレミア上映をするならもっと有名な所でやらないと意味ない』っていうことになって来ているらしい。まあ全部がそうだとも言いかねるが、大金叩いてコネさえ攫んでおけば、どんな駄作でもそれなりに『名作です』みたいなPRの乗っかったレーベルを張って上映してくれる映画祭が増えて来てる、そしてそんな事が通用する映画祭がどんどんデッカくなって来て、さも重要な映画祭のように僕たちの目に映るようになってきてる、って事。それであまり日本で知名度のない映画祭が上映を要請してきたりすると、途方も無い上映料を請求してくるくせに、ちょっと名の知れてる映画祭に対してはちぎれんばかりにしっぽを振っておべっか使って『上映料は無料で構いませんから、ぜひ今年の上映作品に選んで下さい、お願いします!』みたいな感じらしい… 全くの悪循環だ。

今年のロッテルダム映画祭のDirector in Focusの1人として特集が組まれ、日本から招かれていた小林政広監督(バッシング、愛の予感、その他)と知り合いになり、どういうわけか結構気があって一杯呑みながら色々とお話しする機会に何度か恵まれたのだが、どうも現在の日本の映画業界は自分の信念を貫いて、映画会社の言いなりに売れ線の映画だけを撮る事に反発する映画作家達には非常に住みにくい所らしい。監督もこの次の作品あたりからは海外に制作費のスポンサーを求めたい、みたいな事を言っておられた。

そんな状況のなかで今年は若干24歳の石井裕也という監督の作品が4作も上映されたのは嬉しかった。この石井監督、大阪芸術大学の卒業制作として『剥き出しにっぽん(91分/16ミリ/2005)』を監督。この作品で第24回そつせい祭グランプリ。ぴあフィルムフェスティバル(PFF)2007グランプリ&音楽賞(TOKYO FM賞)受賞したひとで、そのあと2年間の間にあと3本の映画を制作し、計4本が全部IFFRで上映された。とにかく荒削りだが楽しい映画を作る人だと思った。なんだか去年『天然コケコッコー』を発表した山下敦弘監督を彷彿とさせる人だ。
そういえば山下監督の作品は新しいのが発表されれば必ずプレミア上映していたIFFRだったが、今年は『コケコッコー』は上映されなかった。IFFRは今年から新しいフェスティバル・ディレクターを迎えたから、上映作品の選考姿勢が変わったのか? あるいは山下監督の映画配給会社も『ハリウッド化』してしまい、ロッテルダム映画祭は知名度が足りないとみなされたのか… はたしてどちらだろう? まあ、IFFRで上映済みの作品は基本的に上映しない、っていうのが僕らの映画祭『カメラジャパン』の方針だから、ある意味では山下監督の新作を僕らがプレミア上映できるチャンスが出て来た訳で、まんざらでもないことも確かであるが…

こちらで日本映画祭をオーガナイズしている僕らにとって、このIFFRは絶好のネットワーク/コネ作りの場であり、今年も又毎日映画の合間に忙しく走り回ったり、業界パーティーにあちらこちら顔を出したりして、色々な方とお会いすることが出来た。 又、今回はミクシィを通して『ロッテルダム、オランダ、日本映画』というふうに検索をしたら僕らの映画祭である『カメラジャパン』が出てきたとの事で、日本で映画関係の仕事に長い事たずさわり、今新たにそういう仕事を立ち上げようとしていらっしゃる『かさやん』という方がロッテルダム映画祭に仕事絡みで来られるとの事で連絡を頂き、実際にお会いできたのが嬉しかった。自分が熱意を持ってやっている事を理解し合える人と出会える事は、やはりうれしい。

まあそんな訳で、最後に今年観た作品のなかから僕の独断の10作品をご紹介。ちなみに等映画祭で観客投票で一位を獲得したPersepolis
が入っていないのは、僕がこの映画をみたのが土曜日の夜で、この日はこの映画の前に既に朝から4本、しかもそのうち超スローな映画を3本もみた後だった為、この映画の上映中思いっきり居眠りしてしまったため… 今度劇場で公開されるらしいんで、もう一度観てくるつもり。
それぞれの映画の内容のほうはリンクのほうからどうぞ。英語だけど勉強だとおもって辞書片手って感じでいかがでしょう?手抜きで申し訳ない!
でも僕のつまらない解説を読まされるのよりはいいのでは…?


それでは又。



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Last updated  2008.02.11 22:45:19
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