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カテゴリ:虐待
1歳の息子を風呂に沈めた疑い、母親を逮捕 福岡県警2006年10月28日21時14分 28日午後1時すぎ、福岡県春日市の団地に住む無職の女(29)から「子どもを殺した」と110番通報があった。県警筑紫野署員が女の部屋に駆けつけた ところ、浴槽に長男(1)がうつぶせで浮いており、病院に運ばれたが、意識不明の重体。同署は、女を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。 調べでは、女は同日午後1時ごろ、湯を張った浴槽に長男を沈めて殺そうとした疑い。女は調べに対し「自分が投げ入れた」と容疑を認めているが、激しく興奮するなどしており、同署は、刑事責任能力の有無を調べている。長男に目立った外傷はなかった。 ・・・・・・・・・ これだけ母親による子殺し事件が起きても、まだ、司法は「親権は母親!」といい続けるのでしょうかね。 要するに、子どものことなんてどうでもいい、ということですよね。 自分たちの保身しか考えていない、としか思えませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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以前、やや不躾なメールを送り申し訳ありませんでした。
別に貴方を責め立てたくて送ったわけではなく、できればブログ主さんと直接メールで意見交換をされた方が、コメント欄での混乱を招かなかったのでは、と思ったまでです。 本題ですが、最近は本当に虐待事件の報道が多いですよね。 貴方の仰るように、確かに「母親を養育者として優遇される」というのは別居や離婚の際に母親にとって子供を奪えるというメリットもあります。 一方で、これは裏を返せば所謂「母性神話」、つまり母親は母性が必ず備わっており、よって母親だけが子育てを担うべきだ、という考え方からまだ抜け切れていないことの顕れではないかと(55太郎さん個人の育児に対する意識ではなく、あくまで社会通念の話ですよ)思い始めてきました。 この問題はやはり、日本の世論が現在よりもっと「子育て=母親」という観念から抜け出さない限り、「養育権=父親&母親」はおろか「養育権=父親or母親」という流れも作られにくいのでは、と思いますが如何でしょうか? 原理派フェミニストは確かに正直頭が(以下自粛)と思いますが、やはり婚姻時から共同で子育てをする、という意識がもっと社会に浸透しない限り、「離婚するときだけ、都合の良いときだけ…」となるのもわからなくはないのです。 まあ、共働き夫婦の中にはどちらも子供に手が回っていない家庭もあると思いますけど(苦笑)、そこで無意識に責めてしまいがちなのは大抵母親に対して…それがまだ今の世の風潮ではないでしょうか。 継父母や同居の恋人が拘わってくる問題に関しては、また違う問題を孕んでいると思うので、今回は割愛させて頂きますね。 (October 29, 2006 09:57:03 PM)
治美さん
>貴方の仰るように、確かに「母親を養育者として優遇される」というのは別居や離婚の際に母親にとって子供を奪えるというメリットもあります。 ・・・ メリットというか・・・親による誘拐。 >一方で、これは裏を返せば所謂「母性神話」、つまり母親は母性が必ず備わっており、よって母親だけが子育てを担うべきだ、という考え方からまだ抜け切れていないことの顕れではないかと。 ・・・ 母性神話は根強いとは思います。 >この問題はやはり、日本の世論が現在よりもっと「子育て=母親」という観念から抜け出さない限り、「養育権=父親&母親」はおろか「養育権=父親or母親」という流れも作られにくいのでは、と思いますが。 ・・・ 離婚増加、それにつれて父子引き離しも増加という現実がある以上、世論の変化を待つよりも、フランスのように子どもの権利条約等を根拠に法改正した方がいいと思います。 >原理派フェミニストは確かに正直頭が(以下自粛)と思いますが、やはり婚姻時から共同で子育てをする、という意識がもっと社会に浸透しない限り、「離婚するときだけ、都合の良いときだけ…」となるのもわからなくはないのです。 ・・・ 個別のケースごとに判断したほうがいいと思います。現状では、たとえ離婚前の養育を父親の方が行なっていたとしても、親権は母親。硬直した司法決定の問題があると思います。 >まあ、共働き夫婦の中にはどちらも子供に手が回っていない家庭もあると思いますけど(苦笑)、そこで無意識に責めてしまいがちなのは大抵母親に対して…それがまだ今の世の風潮ではないでしょうか。 ・・・ 風潮としてはそうだとは思います。 ところで、現在の司法判断は、「子どもの最善の利益」など全く省みない硬直したものだと思います。日本の離婚と子ども問題への対応は、酷いものです。この問題にもっと目を向けるべきだと強く思います。 (October 30, 2006 12:10:47 AM)
またですね。 こんなことは氷山の一角に過ぎないでしょう。
育てる親としての資質がまったくないのです。 勿論、これは男女関係ないことですが、子供という存在を、責任を感じることが出来ないということでしょう。 この子の父親は今、どう思っているのか・・・。 しかし、共同親権、私は、例えば父親は外で仕事をし、家族のためにお金を稼ぐ、母親は、家事をし、子供の普段を看る。これも立派な共同監護だと思います。 つまり、役割の分担です。 表面的に見れば、母親が子供の生活を看ていると言えそうですが、生きて手いくための糧となるものは父親が持って帰ってくることにより、家庭という車輪が廻っていくという考えは、十分共同で子供へ愛情を注ぎ、世話をしていることになります。 よって、離婚時の親権は母親というのはあまりにも短絡過ぎて、親から子への愛情の所在をまったく無視した横暴だと言えます。 DV防止法を使い、親子の引き離しを合法的?に行うやり方は、子供と親の愛情の行き来を引き裂く非情なやり方であると同時にそれを選択した者は人間としての価値を落としていることに気付くべきです。 (October 31, 2006 04:53:44 PM)
55太郎さん
>世論の変化を待つよりも、フランスのように子どもの権利条約等を根拠に法改正した方がいいと思います。 法の改正は大事です。 しかし、それが認識されて世論が変化しないことには難しいことも出てきます。 たとえば調停に持ちかけた場合、調停員は何か資格を持つわけではなく、いわば法律の素人が間に入って話を聞くわけですよね。 「共同親権」という枠組みは出来ても、彼らがそれを適用するかどうかは…怪しくないですか? まず世論の一部ともいえる調停員の意識が変わらないことには、その法があってないようなものとなってしまう、と思うのです。 >現状では、たとえ離婚前の養育を父親の方が行なっていたとしても、親権は母親。硬直した司法決定の問題があると思います。 そうですね。 これは、やはり先にも書いた母性神話が拘わってくると思います。 この母性神話、私は政府がキャンペーンとして作り上げたものと学校で習ったことがあります。 法も所詮国が作ったものですしね。 >ところで、現在の司法判断は、「子どもの最善の利益」など全く省みない硬直したものだと思います。日本の離婚と子ども問題への対応は、酷いものです。この問題にもっと目を向けるべきだと強く思います。 既に上で書いたことも含め、特に調停という制度(を見直してみる必要があると思います。 あとは児童相談所の介入の仕方もそうですね。 今回のように本当に虐待を受ける子供を守りきれないですからね。 そういえば、以前語学留学をしたときお世話になったホストマザーは、夫のDVにより離婚しておられましたが、目と鼻の先に住み今でも友人として付き合っておられていました。 私自身は結婚したことがないのでわかりにくいものなのですが、お互いがもっとこうやって割り切れる関係には、なかなかなれないのでしょうか。 (October 31, 2006 06:12:19 PM)
いちりつさん
>しかし、共同親権、私は、例えば父親は外で仕事をし、家族のためにお金を稼ぐ、母親は、家事をし、子供の普段を看る。これも立派な共同監護だと思います。 ・・・ 性別による役割分担は政策的に否定されている傾向にあると思いますが、生物学的には(あるいは文化人類学的にも?)十分合理性はありそうですよね。 >よって、離婚時の親権は母親というのはあまりにも短絡過ぎて、親から子への愛情の所在をまったく無視した横暴だと言えます。 ・・・ 「子どもの最善の利益」を無視していると思います。 >DV防止法を使い、親子の引き離しを合法的?に行うやり方は、子供と親の愛情の行き来を引き裂く非情なやり方であると同時にそれを選択した者は人間としての価値を落としていることに気付くべきです。 ・・・ 「DVは犯罪」というなら、「虚偽DVによる父子の引き離し行為」も十分犯罪だと思います。 (October 31, 2006 08:50:21 PM)
治美さん
>そういえば、以前語学留学をしたときお世話になったホストマザーは、夫のDVにより離婚しておられましたが、目と鼻の先に住み今でも友人として付き合っておられていました。 >私自身は結婚したことがないのでわかりにくいものなのですが、お互いがもっとこうやって割り切れる関係には、なかなかなれないのでしょうか。 ・・・ そのホストマザーが実際にできていることからもわかるように、決してできないことではないと思います。 人間関係は、互いの適切な距離を作ることができるかどうかが重要と思います。 婚姻中にそれができれば離婚には至らない。 これはスキル(技術)なので、習得することが可能です。 調停委員に家族療法家を当てれば、そうした技術を夫婦で学び、関係修復できると思います。 あと、離婚後の共同親権化に世論がついてこれないのではというご指摘ですが、そもそも司法の世界は、世間的な常識とはかなりかけ離れて存在しているものと思います。 それでも、法律には強制力がありますから、従わなければなりません。 (October 31, 2006 09:16:51 PM) |
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