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2008/09/30
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カテゴリ:musician
未だゼップのCD BOXセットが未開封なのでありますが、
単発では、ちょこちょことCD購入してるヘベレケであります。

で、本日のネタは
”grip of the blues” (Erja Lyytinen)であります。

 「北欧」 「女性」 「ギタリスト」

と、初めて買うアーティストなのですが、購入するには十分なキーワードが
揃ってるのでありますw

日本語表記で、イリア・ライチネン(イリヤ・ライチネン)
彼女はフィンランド出身とのことで、よく耳にする「~ネン」という姓であります。
F1では、ハッキネン、ライコネン、コパライネン
スキージャンプでは、アホネン、ニッカネン
ラリーだと、マキネン、カンクネン
等々。

さて、購入したのは最新作 "grip of the blues" で、前作からは2年振り、
既に何枚かのアルバムを出してるミュージシャンです。
そんな、ライチネンさんは「フィンランドのボニー・レイット」とも呼ばれ、
本家に劣らぬスライドプレイを聴かせてくれる、との触れ込み。
最新作の一曲目に収録されている ”Broadcast” がYouTubeにあります。
こちら

取りあえず、CDを通して聴いてみましたが、「どブルーズ」っていうよりも
SRV系のブルーズ・ロックを軸に(2曲目の出だしはSRVシャッフルだし)、
どこかウエストコースト/カントリーやルーツミュージックなどの影響も
あるような気がします。

ヘベレケはこのアルバムからは、ライ・クーダーっぽさを感じたり、
クラプトン版 ”swing low sweet chariot”のようなものも感じました。

もちろん、泥っぽく粘っこいサザン・ロック系スライドプレイも聴けます。
エレクトリックサウンドも、アコースティックサウンドもどちらもいけます。
ヴォーカルも彼女自身でとってますが、結構ワイルドだったりフォーキーだったり。

割と幅のある楽曲群で楽しませてくれた後に、最終曲 "Dissatisfaction" での
ヴォーカルとギターでノックアウトされました。

あと、アルバム通してちょこちょこ聞こえてくるハモンドC3の音はやっぱイイですよ!

あー、北欧のくせになんてアメリカン!

はっきり言って、気に入りました。 美人さんだしw
















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Last updated  2008/09/30 10:41:16 PM
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