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カテゴリ:スポーツ考
今日もまったくの個人的ブログで。
昨日の東京女子マラソンは高橋がまさかの3位で、土佐礼子が優勝した。 高橋が日本人に負けたのも約10年ぶりで、2時間30分を超えたのもそのとき以来だった。 足を痛めていたそうだが、その中で雨の天候はこたえたのかもしれない。 暑さや坂などを苦にせず世界を渡り歩いてきた彼女も雨にはやられたようである。 ただ初の雨という条件もあったが、34歳の年齢も気になる。 若ければ雨の中押していけたかもしれない。 優勝した土佐礼子も30歳だが。 彼女は実際はどんなタイプなのかよく知らないが、走っている姿、インタビューを受ける姿、その顔つき・・・・、結構雑草タイプにも見える。 人のよさ、みたいなものはほとんど感じられない。 ある面自分を大切にする現代っ子的雰囲気さえもある。 彼女は優勝してもまったく注目されないくらい存在感が薄い。 一方高橋はいつでもどんなときでも、明るく笑顔でいさぎよく、という感じのタイプである。 両親が先生でおばあさん子だったそうだが、育ちのよさも感じさせる。 そんな高橋が土佐に対しては2度目の借りを作ってしまった。 04年のアテネオリンピックの代表を最後土佐に奪われ、今回は1位の座と世界選手権の座を奪われた。 実力的には高橋のほうがいいもの持っていると思われるが、なぜか最近の高橋はいいところで土佐にやられている。 アテネでも高橋が出ていれば、野口と高橋のワンツーフィニッシュもあったと思う。 土佐も4位ではあったが。 シドニーで金メダルを取っている高橋だが、何がそこまで彼女を駆り立てるのだろうか。 もちろんまだ走れるというのはあるのだろうが。 走るのが好きなだけだと本人は言うかもしれないが。 最近なかなかうまく軌道に乗れないが、雨さえなければ、足の怪我さえなければ、彼女は昨日も楽勝していたと思う。 ただ人生なかなかそこまでうまくはいかないもののようだ。 実力では日本のビッグ2(野口、高橋)に負けないが、何か精神的弱さのある渋井、上記したが愛想はまったくない土佐(実際はどうかわからないが)等に比べビッグ2の二人は実に人間的にも何かを感じさせてくれる何かがある。 と言いつつ、高橋はいつまでやるのか私も心配にはなる。 今回の惨敗がいい肥やしになるのかどうか、今後見守りたい。 あえてがんばってと言う言葉は使わないで。 まあどうせ私ががんばってと言ったところで本人には伝わりはしないが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.20 22:25:23
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