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今日は日本ブログと言うことで。
しばらくそうなるだろう。 いつまでかは分からないが。 昔韓国に旅行ではじめてきた時、観光バスの中に物売りのおじさんが入ってきた。 片言の日本語で財布を売り始めたが、日本には到底ない押しの強い売り方で、これが韓国かと思ったのを覚えている。 その押しの強さにあるツアー同行のおばさんが買ってあげていたのも頭の中に残っている。 当時はそれが新鮮で面白いとも思った。 その後旅行や出張で数回韓国に行ったが、行く度に似たような感じであったし、私もそれを楽しんでもいた。 だが韓国に住むことになった。 すむとなると旅行とは違って、生活の感覚から韓国を経験するようになる。 そうなると目に付くのが・・・、いいこと悪いこといろいろあるが、韓国人の不親切さは日本人ならば感じざるを得ない点であろう。 だがこれは今になって分かることだが、韓国が不親切というよりは、日本が超親切な国であると言うことである。 いろいろ話を聞いても、韓国だけでなく、世界どこに言っても日本ほど親切な国はないと日本人は皆感じているようである。 それは中・後進国だけでなく、アメリカやヨーロッパなどの先進国に行ったことのある日本人も皆言っている。 特に客に対する親切さは世界でも群を抜いていると言えるのではないだろうか。 回りくどくなったが、日本は親切な国である。 日本人としてそれは本当に誇らしいことである。 だが今回も日本に帰って、ごく一部なのだが不親切な人に会った。 そして日本人でこんな人いるんだなと感じたりもした。 今回某都市でタクシーに乗った。 その時のタクシーの運転手は語調、態度といいまさに韓国でよくいるような人だった。 低い声と言うといい言い方だが、これは客に対してちょっととどうかなと私も声を聴いた瞬間に思うような語調だった。 また子供3人先に乗せて、家内と私はトランクに荷物を詰めていたのだが、車の中に入ってみると子供たちのようすがおかしかった(そうである、私は気がつかなかったので)。 なにかおびえているようにも見えたと家内は言っていた。 後で子供に聞いたら、おじさんから座席に足上げるなと注意されたそうである。 まあ落ち度はこちらにあるとも言えるが、このおじさん私に対する話し方からしても、かなり不親切に子供にも声をかけたのは想像に難くない。 上記のようにまさに韓国でよく見るタクシーの運転手の雰囲気そのままだった。 何か韓国人みたいだなあと変に懐かしくもあったりとしたが。 いや韓国でも愛想のいい、親切な人もいるので、韓国人以上の不親切さだったとも言えるかもしれない。 この某都市のタクシーの運転手。 何回も乗ったが、ここの運転手は全体的に無愛想である。 韓国ほどではないと思うが。 たまにいい人がいたりもするということもあるが。 ただ私は地元ではタクシーには1回しか乗ったことがないし、東京時代も移動は大衆交通(韓国的いいかたであるが)での移動がほとんどだったので、日本のタクシーの運転手のことはそんなに知らないと言うのも今回気がついた事実であるが。 私は今回のことで思い出したことがある。 昔東京でタクシーに乗った時、基本料金で済むところに行ったら、運転手が料金いらねえと怒ってしまった。 日本でもそんな人はいるものである。 韓国に住んでいると、日本の感覚が失われてくる。 そしてそのうち日本のいいイメージが誇張し始めてくると言うことがよくある。 そしてその感覚で、韓国と比較してしまう自分があるのかもしれない。 実際の日本はそこまで完璧な国ではない。 もちろん韓国より日本の方が親切である。 それは間違いない。 ただそれは全体的にそうであるというわけで、個々で見るといろいろあるわけである。 日本でも不親切な人がいたり、韓国でも親切な人がいるというのは当然である。 また今回タクシーに乗った某都市。 昔から時々行き来しているが、改めて振り返って見ると、個々の人は強い人が多いような気もする。 対応もぶっきらぼうだし。 ショッピングセンター等でもあまり譲らない人が多かったし。 日本も地域、都市、町によって結構違ったりするのは最近も感じていたが、今回も感じたところである。 このテーマは次回にするとして。 自分も韓国にいながら、日本のことで誇張している部分があるのは否めないと思った。 そういう発見はたまにでも日本に帰らないと分からなくなってしまう。 ただ最近は韓国でも親切運動、マナー運動みたいなものが起こっている。 何かマニュアル的でぎこちなさもあったりするが、確実によくなってきている。 日本の方が親切であるというのは明らかであるが、うかうかしていられないというのは強く感じる。 日本人の親切さは、世界に誇られるものなのだから、大切にしたい。 グローバル化の流れの中で、世界の中でも自己主張ができるようになった日本人である。 だが日本人的なものに魅力を感じる外国人も少なくないのであるから。 さて上記(この日記の出だし部分)の私が昔旅行中に会った韓国の物売りのおじさん。 こういうのは親切とはおよそかけ離れた行動である。 だがこう言う感覚がある面韓国の魅力でもあった。 親切にはなってほしいと思いながらも、昔ながらのこういう韓国的なものもあってもいいなと思うのは私のわがままかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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