今年はハセツネの開催がいつもより2週間遅く、ロード向けの練習が十分できていないので、練習の位置づけで取り組んだつくばマラソン。思ったよりもよく走れて、3時間と3秒と結果だけ見ると微妙な感じになってしまいました。が、しかし、「人生初のネガティブスプリット」、「後半ビルドアップし続け」、「後半ハーフの自己ベスト達成」などなど、得難い体験ができたように思います。
次回、本命の勝田につなげるべく、今回の成果をまとめてみましょう。
◆00-05km/22:01(4:24)
- 練習ながら、何か目標タイムが必要。しかし、この時点では、目標タイムを決められておらず。
- スタートは楽々に走れるスピードで。ここで焦ると後で痛い目にあう。
◆05-10km/21:23(4:17)
- このあたりでようやく、今日の目標が定まる。目標は大会ベスト。3時間2分を切ることとした。
- 1km毎にラップを見ると、サブスリーペースになってしまっていた。あえて少し落とす。
- たぶんいつもは、ここら辺から少しずつ頑張っている。頑張っていないと、力を出し切っていないような罪悪感を感じるのだ。しかし今日は、練習なので楽に行くのだと決め込む。
◆10-15km/21:23(4:17)
- 目標とするランナーを何人か設定したが、皆サブスリーペースのため、次々と離される。
- しかし、ここでも頑張らない。頑張らないことを頑張ろう。
- だが、右足の大腿四頭筋は少しうずく。これは1週前に30kmのペース走をやった後遺症かなと思う。
◆15-20km/21:08(4:14)
- 折り返してきた先頭集団を見て、気を紛らわす。
- 目標のランナーが安定してきて、ついていく。ここのラップはちょっと早い。
◆20-25km/21:23(4:17)
- 折返し後も、後続のランナーを見て気を紛らわす。
- ハーフのタイムはグロスで1:30:47(ネット1:30:38)。
- 3時間2分切りへいいペースと思う。
- 1km毎のペースもあまりチェックせずに、目標のランナーだけ追尾していく。
- 頑張ってないけど、さすがに足は疲れてくる。
- 25kmの手前でヴェスパの小さいやつを摂取。
◆25-30km/21:11(4:14)
- まだまだがんばらない。目標のランナーの追尾を続行。
- ペーサーをやっているぽい人について行こうと思ったが、ぜーはー言っていたのでやめた。
◆30-35km/21:10(4:14)
- 目標のランナーがスパート。でも追わない。
- 自然とペースが上がりそうになるが抑える。
- これ以上ペースを上げると、息が上がりすぎてしまう兆候あり。そうすると、最後がんばれなくなる。
- 30kmからは走るフォームを少し変えて、ハムを意識的に使う。
- 30km過ぎで、パワージェルを摂取。しかし、しばらく給水がなく、口が甘いままで文字通り閉口する。
◆35-40km/21:08(4:14)
- ラスト5kmの標識までは、がんばらない。そこから、がんばろうと決める。
- ラスト5kmで、グロス3時間まで20分以上残っていることは確認。これ以後、サブスリーを意識する。
- 腕振りもがんばり仕様(右手横振り)に変更。
- でも、2回目の折返しへの道では結構萎える。足の裏が痛い。
- しかし、サブスリーまで、微妙なタイム。頑張れるところまで頑張る。
◆40km-goal/09:16(4:13)
- ラスト200mでグロス3時間まで残り37秒ぐらいだったように思う。
- 死ぬ気でダッシュすれば、間に合わないこともない。
- ダッシュを仕掛けた瞬間、右ひざ裏のすじが激しく釣りそうになったので、ダッシュは諦め、スピードを維持したままゴール。
- グロスで3時間が過ぎた瞬間、ゴール付近の観客たちが「あー」とため息。
- いやでも、絶対ぎりぎり間に合わない人は毎回いるでしょと冷静に思う。
◆記録
- ネット/3:00:03
- グロス/3:00:12
- 前半ハーフ/1:30:38
- 後半ハーフ/1:29:25
◆得たものと反省
- 前半頑張っていないと、力を出し切っていないような罪悪感を感じるがこれは捨て去る。
- 少なくとも35kmまでは頑張らない。30km過ぎで頑張ってはダメ。まだ早い!
- 息が上がりすぎてしまうと、がんばれなくなる。
- 30kmまでは、ハムを使わない。30kmからハムを使う。ぜーはー言っていいのは、ラスト5km。 #練習ではハムを意識して使って、鍛えよう
- 給水は基本アミノバリューのみ。水はたまに。これでOKだった。いつもは無駄に全部取っていたような気がする。最後の方は時間ロスを防ぐためパス。
- 例年より少し遅い電車で行ったが、ちょっとバタバタ。やはり始発で行くべき。
- にのはトイレに行ったきり戻ってこなかったので、見捨ててスタート30分前に並ぶ。つか、トイレ混み過ぎ。