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カテゴリ:太陽光発電実績編
太陽光発電 パネル汚れ 性能低下
パネル洗浄 定量評価 -------------------------------------- 太陽光パネルは雨が降らないと、大気中の浮遊物質や黄砂、鳥の糞などが徐々に 蓄積され、性能低下により、発電量の減少につながっていると思われます。 これについては、本ブログで1年前に記載しております。 「http://plaza.rakuten.co.jp/yankororin/diary/201208060000/」←こちらをリック 昔の記載では、影響ないと感じていましたが、定性的な評価でしたので、 我が家の2年間の発電実績から、この性能低下を定量評価してみました。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ <パネルの洗浄> 我が家の太陽光パネルは、1度だけ、水道水を掛けて洗浄をおこなったこと がありますが、1階からのホースを引っ張り、2Fベランダの手すりに乗って、 水を掛ける必要があります。 安全帯を使用しての作業になりますが、腰よりも低い位置でしか掛ける場所がないので、 正規の安全帯の使用方法ではなく、落下による事故の危険性が伴います。 ですので、それ以降、一切実施しておりません。 基本的には、雨によるパネル洗浄効果に期待しているのみです。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ <解析方法 ステップ1> 降雨がない連続日数が多ければ、汚れが蓄積されるはずですので、 降雨なしの日数を「汚れ度数」とします。 アメダス堺の降水量情報から、0.5mmでも雨が降れば、パネルは綺麗になり、 パネルの汚れはリセットされると仮定します。 この2年間の「降雨なしの連続日数」をプロットしてみると以下のようになります。 10日以上雨が降らなかったのはこの2年間で10回あります。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ <解析方法 ステップ2> (1)月トータルの日射量と実績発電量から、発電係数(発電量/日射量)の 期待値を日毎のデータとして求める。 (2)日毎の日射量と日毎の発電係数の期待値から日毎の発電期待値を計算する。 (3)発電実績値と発電期待値の日毎のズレ率を求める。 (1)(2)(3)により、月内で効率が良かった日と効率が悪かった日を 定量的に区別することが出来ます。 (4)曇りや雨の発電量の少ない時は、発電係数が極端に低くなることから (パワコンの効率が低下しているものと思われる) 2kWh/kW以下の日は解析データから除外する。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ <結果> 少し分かりにくいですが、上記の方法で、発電効率の期待値とのズレ率 を計算し、「降水なしの連続日数」毎に平均したグラフが以下です。 曇りや雨の日のデータを除いたことも影響していると思われますが、 「降水なしの連続日数」が少ない時には発電効率が増加しております。 「降水なしの連続日数」が12日以上のデータではあきらかに効率低下を示す データが取れており、2週間を超えると数%は低下していることが分かります。 ただ、グラフを作ってみたものの、本解析は、根本的にサンプル数が 不足していますので、まだまだ、発展途上の可能性が高いです。 信憑性は薄いかもしれませんので、あしからず。 みなさんのデータではどの程度低下がみられておりますでしょうか? データお持ちの方おられましたら、ご確認宜しくお願いします。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ブログランキングに参加しております。 他の方のブログを見ることができます。 お手数ですが、応援クリックをよろしくお願いします。 ↓ にほんブログ村 にほんブログ村 全国各地の月内日射量・日照時間 ↑最新版クリックしてね↑ ★各地の月内実績の好調不調が一目瞭然!★ ★試しにクリックしてください。★ 古かったら、ごめんなさい(._.) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月23日 12時12分36秒
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