カテゴリ:駄文
働けど 働けどなお 我暮らし 楽にならざり じっと手を見る
とは石川啄木が詠んだ有名な歌だが、時給850円で厨房バイトを安易に引き受けたものの、仕事は常に時間との闘いで、殺気立ってる雰囲気にいたたまれない日々を送っている。嗚呼、今までの私のまったり人生は何処へ… ワーキングプアという言葉の意味を噛みしめながら、荒れた手をじっと見つめる今日この頃である。 人の人生は重荷を負うて遠き道を行くが如し急ぐべからず こちらは、徳川家康の言葉かどうか本当は疑わしい「東照宮遺訓」。 石田三成を敬愛しているので家康は好きではないが、この格言は心に響くものがある。3~40代にかけてが、おそらく最も負う荷が重い時期ではなかろうか?仕事、子供、親…嗚呼、重い おばはんの私でも荷が重くて肩がこりそうなのに、世のお父さん方は更に家(墓守り)やら住宅ローンやらが圧し掛かり、さぞや大変なことだろう。 ちなみに、遺訓は他にも「不自由を常と思えば不足なし」、「心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし」、「堪忍は無事の礎、怒りは敵と思え」、「勝つことばかりを知りて敗くることを知らざれば害その身に至る」などがある。 雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ … ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ 最後は、宮沢賢治のこれまた有名な「雨ニモ負ケズ」。 石川啄木とは同郷(岩手)で、学校の先輩・後輩であるらしい。 「雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ」というと、ふと、さくらと一郎の“昭和枯れすすき”を思い出してしまった。「貧~しさに~負けたぁ~ い~え 世間に負けたぁ~~♪」 あ、どうでもいいけど、大事MANブラザーズバンドで、「負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと 駄目になりそうな時 それが一番大事~♪(って結局どれが一番大事やねん!?)」なんていう歌もあったっけ。 まあ、勝った負けたは置いといて、バイト先では完全に木偶の坊(デクノボー)である、使えない私。これが結構自分でも情けない…(T T) 宮沢さんは何故、木偶の坊と呼ばれる者なんかになりたいのだろう? 本日のひまつぶし ・大事MANブラザーズバンドで、“それが大事”→こちら うっわー ・KANの“愛は勝つ”→こちら ううう、うっわぁ~ ・バイトに行く前は必ずこの曲を聴いてから出掛ける、my応援ソング ウルトラキャッツの“空と大地が出会う場所”→こちら We can do anything ~♪ でも、バイトに向かう車内で聴くのはマイナスターズの「ネガティブハート」だけどね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.21 04:47:31
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