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2013.04.13
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カテゴリ:Queer as Folk
 2ヶ月半もの間、つらつらと御紹介してきた「Queer as Folk」。
 1st~4thシーズン迄は随分端折っておきながら最終の5thシーズンだけに力を入れて書いているので、非常に分かりにくかったと思う。簡単に紹介するつもりだったのだが、回を重ねる毎につい熱くなってしまって…(^^;
 日本では全くといっていいほど知られていないドラマだけれど、こんなに素敵な作品が嘗て海の向こうで放送されていたのである。一部の男性同性愛者並びに腐女子以外の方々にも少しでも興味を持っていただけたら幸いだ。
 でもってQueer達-所謂セクシャル・マイノリティの人々に対する偏見や差別が無くなることを願うばかりである。人を愛する喜びや苦しみは、ホモだってレズだってストレートだってみんな同じなのだから。

 さて、遂にジャスティンはブライアンとの想い出を心身に焼付け、NYへ旅立ってしまった飛行機
 ピッツバーグに残ったブライアンが深夜にロフトで机に向かって仕事をしている所へ、マイケルが突然ひょっこりやって来た。話し相手にでもなれたらと言うマイケルに、こんな夜遅くに何やってるんだと素っ気無いブライアン。
「昔は今ぐらいの時間にBabylon(クラブ・バビロン)に向かったよな」
「Babylonはもう無いぜ…それに懐かしいあの頃も」
「まだだよ」 そう言ってブライアンに革ジャンを投げるマイケル。
 そして二人は真夜中のBabylonへ。クラブ内は爆発事故後のままだった。
「シニアプロムの夜、ここに来たよな」
「シャツを脱いで踊ったっけ」
「お前、バックルームでブロウジョブしてもらって…ここから全てが始まったんだよな」
「…終わったさ」
 気落ちしているブライアンはネガティブ発言を連発。ジャスティンとの別れで受けた心の傷は相当深いようである。
「お前、言わなかったか?全ては安っぽい幻想で、外では時間が進んでいるのにここでは何も変わらないって」
 そういえば以前、ブライアンとマイケルが仲違いした時だったかに確かマイケルがそんなことを言ってたような…(うろ覚え)。
「ああ、言ったよ。でもそれは変わる必要が無いこともあると分かる前だったからさ」
 そして唐突に踊ろうと言い出すマイケル。えッ!? いきなりここで!? そりゃブライアンが嫌がるのも当然であろう。
「だいいち音楽がない」
「勿論あるだろ。聴こえないのか?“サンパ・サンパ”が」と言いつつ、お立ち台を運んでくるマイケル。
「おいバカ、気を付けろよ。傷口開くぞ」
「大丈夫だよ」
 マイケルは自らお立ち台に上がって誘うが、俺はもう…と言いながら背を向けて立ち去ろうとするブライアン。
「何だ、もう年だって?お前はいつまでも若いし、いつまでも美しいんだ。何たってお前はブライアン・キニーなんだから!」
 マイケルの熱意に負け、ブライアンもお立ち台に上がった。ノリノリで踊りだすマイケルに
「それで何の曲が鳴ってんだ?」
「俺達の曲さ!」
 と、このシーンで流れ出す曲はHeather Smallの“Proud (Peter Presta QAF V Mix)”なのであるが、元々この曲の原曲は1stシーズンの第1話でも使用されており、ガスが生まれた日の夜、面会に駆付けた病院の屋上でブライアンがマイケルの手を引っ張って転落防止の縁に上がり、「飛ぼうぜ、お前に世界を見せてやる!」などと言いながら抱き合うシーンで印象的に流れていた曲なのである♪ その時も年齢の話を二人でしてたっけ。
 
 ノリノリの“Proud”リミックスVer.が流れる中、廃墟と化したBabylonのお立ち台で躍る二人。
 そうしているうちにBabylonは以前の姿に戻っていく。音楽が鳴り響き、派手な照明にキラキラと舞い散る銀紙(!?)。Babylonの外には昔のように入場を待つ客達が列を作り、クラブ内ではフロアで楽しそうに躍るゲイ達の姿が。そこにはベンも、テッド&ブレイクも、エメットもいる。
 マイケルはブライアンに口付し、お立ち台を降りてベンの元へ。そしてここでマイケルのナレーションが入る。あ、このドラマでは要所要所でマイケルのナレーションが入るのである…今更だけど。
So the "Thumpa Thumpa" continues. It always will. No matter what happens. No matter who's president.  As our lady of Disco, the divine Miss Gloria Gaynor has always sung to us - We will survive.
(そういう訳で“サンパ・サンパ”は続いていく。たとえ何があっても、誰が大統領になろうとも。俺達のディスコの女神であるミス・グロリア・ゲイナーはいつも俺達に歌っていた―「We will survive.」と)

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 また機会があれば「QAF」について、他にも色々と御紹介したいと思います(^^)





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Last updated  2013.04.13 19:37:34
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