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2025.05.01
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カテゴリ:アニメ・漫画
 重野なおきさんの新刊漫画「真田魂」5巻と「軍師 黒田官兵衛伝」7巻が4月28日に同時発売された。どちらもKindle版で全巻購入している。
 3ヶ月前に「雑兵めし物語」3巻と「殺っちゃえ!! 宇喜多さん」2巻、「信長の忍び」22巻が同時発売された時にも書いたが、今回の「真田魂」「軍師 黒田官兵衛伝」、そして「殺っちゃえ!! 宇喜多さん」や大好きな「明智光秀放浪記」など、重野さんの作品はどれも「信長の忍び」の延長線上にある作品群なのである。
 ということを知ってはいたが、実は「信長の忍び」だけ未読で、ちょっぴり興味はそそられるものの今から22巻読むのは金銭的にもキツい――。

 と思っていたら、403話(1~21巻全話+22巻の1話目まで)を無料で公開していた。知ったのが4月29日で、公開は5月1日11:59までとのこと。4月30日も5月1日も仕事なので、29日のうちに何とか無料公開403話を読むことができた。
 嗚呼、やっぱり重野作品の根幹をなしている「信長の忍び」は面白い。アニメ化も納得。とはいえ正直、主人公の忍びの女の子はどうでもいい。架空のキャラクターはいらない。
…あ、でも最も好きな作品である「雑兵めし物語」の主人公・作兵衛も架空のキャラだわ…ショック

 重野さんの作品に登場するキャラクターの、個人的お気に入りTOP3はというと

1位 滝川一益 織田四天王の一人で、関東管領に任じられた(かどうかは定かではない)有能な武将。「進むも退くも滝川」と言われるほど戦においても有能。「真田魂」とかではそこそこよく描かれているが、「信長の忍び」では “忍びアレルギー” を発症して見せ場は少なかった。
2位 明智光秀 これまた織田四天王の一人で有能な武将なのだが、何といっても本能寺で主君・織田信長を討ち、長男・信忠をも自刃に追いやったことで知られる。「信長の忍び」では主にツッコミ担当だが、「明智光秀放浪記」の光秀は優しくてまっすぐで、ちょっとおとぼけでもあって本当に愛おしい。
ねこぢる​さんを彷彿させるクリクリお目目も不気味でかわいい。
3位 竹中半兵衛 美濃の斎藤義龍龍興に仕えていたが、のちに羽柴秀吉の参謀として活躍。体が弱く、“その容貌、婦人の如し” との記録がある。「軍師 黒田官兵衛伝」や「信長の忍び」でもいつも血を吐いていたり、ちょっとのことですぐ骨折したりする。何かで見たアニメ「信長の忍び」の人気投票では2回連続で首位だった。納得。

 他にも鉄砲傭兵集団である雑賀衆の雑賀孫市(若干絵柄が滝川さんに似てる)や、光秀の友人で歌道の古今伝授を受けた当代随一の教養人・細川藤孝(口調が全て歌になっている)などもキャラクター的にはお気に入り。ストーリーとしては「真田魂」で描かれている小田原北条氏5代目・北条氏直や武田氏第17代当主・武田勝頼の切ない最期が印象に残っている。
 
 重野さんの作品はキャラクターがみんな可愛くて楽しいうえで、物語の本筋はきちんと史実に沿っているから歴史好きには本当に嬉しい。どのキャラクターにも作者の愛情が感じられて、嫌なヤツもいないし。
 403話も無料公開してくれて本当に有難かったが、そこまで読んだら当然続きも読みたくなるわけで。というか、やっぱり全巻購入していつでも読みたくなってしまうわけで。うーん、敵もさる者引っ掻くものよのぉ。うきーッ!

 ま、しばらくはネットに転がっているアニメ版「信長の忍び」でも見ていよう。一益さん役は諏訪部順一さん、声が予想以上に格好いい♪ 声がいいといえば、孫市さん役はまさかの津田健次郎さんだ。他にもエロじじい・松永久秀役の井上和彦さんだとか、“攻めの三左” こと森 可成役に関 智一さんだとか無駄に豪華だったりして。更に、塚原卜伝に剣や兵法を学んだ剣豪にして伊勢国司北畠家の第8代当主・北畠具教のおデブな息子・具房役は落合福嗣くん。福嗣くんは具房以外にも今川義元の嫡男のアホぼん・氏真役やら三好三人衆の一人である三好政康役、美濃三人衆の一人・安藤守就役など様々なキャラの声を担当していてビックリ!

 …いや、福嗣くんのことは置いといて、とにかく重野さんの一連の戦国ギャグ漫画にすっかり夢中の今日この頃だったりする。まさか今頃になって滝川一益について調べまくる日が来るとは思わなかった。一益さんの生誕は大永5年(1525年)だそうで、今年は奇しくも生誕500年の記念すべき年だったりする。
 一益さんの三男だか五男だかの辰政は始め織田信包に仕えたが、その後浅野長政石田三成小早川秀秋に仕えて最終的には姫路藩主・池田輝政に仕えたそうだが、岡山藩池田家の番頭を代々務めた備前滝川家の初代でもあるらしい。どういういきさつかは分からないけど。まぁ一益さん自身とは縁も所縁もないが、一益さんの血が岡山でも脈々と流れていたというのはちょっぴり嬉しい。

 現在連載中の「信長の忍び」、今は本能寺の変あたりらしい。あのお茶目な光秀がどうなっているのかめっちゃ気になる…。ちなみに信長亡き後、織田家の後継者問題を決める清須会議に出席できなかった一益さんは、ここから一気に坂道を転げ落ちるかの如く悲惨な晩年を送ることになるのであった。





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Last updated  2025.05.01 22:56:58
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