000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Pastime Paradise

Pastime Paradise

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2025.05.24
XML
 横溝正史さんの小説に登場する名探偵・金田一耕助役は今まで数々の役者さんが演じてきたが、断トツで古谷一行さんの演じる金田一探偵がイメージにピッタリで大好きだ。横溝先生もやはり古谷さんを気に入っていたという。

 古谷さんが金田一探偵を演じたのは昭和52年(1977年)4月~10月に放送されたTVドラマ「横溝正史シリーズ(6作品)」、昭和53年(1978年)4月~10月放送の「横溝正史シリーズII(9作品)」、そして昭和58年(1983年)2月~平成17年(2005年)7月に放送された「名探偵・金田一耕助シリーズ(32作品)」。中でも「横溝正史シリーズ」は昔から再放送される度に見ていたし、大人になってからも時折ネットで視聴するくらい大好きなのである。

 「横溝正史シリーズ」第1作は「犬神家の一族」。
 古谷さんが初めて金田一探偵を演じた作品で、初放映時の最高視聴率は40.2%だったそうな。
 那須湖畔を舞台に、莫大な遺産相続をめぐって家宝の「斧(よき)、琴(こと)、菊(きく)」による見立て殺人が起こる。

 第2作は「本陣殺人事件」。
 横溝先生の戦後最初の長編推理作品で、金田一耕助シリーズの第1作目でもある。
 岡山県の旧本陣の末裔・一柳家の屋敷で起こった密室殺人事件で、日本家屋での密室殺人を描いた初めての作品といわれる。

 「横溝正史シリーズ」のラスト第6作が「悪魔の手毬唄」。
 岡山と兵庫の県境にある鬼首村で、“桝ではかって漏斗で飲んで~♪” という手毬唄の歌詞に沿って起こる殺人事件。
 鬼首村の地形上のモデルは、横溝先生が3年間疎開していた岡山県吉備郡岡田村の桜集落であるらしい。

 「横溝正史シリーズII」の第1作は「八つ墓村」。
 数奇な運命に生まれた青年が400年に亘る怨念が息づく生地・八つ墓村を訪れ、続発する血腥い殺人事件にまきこまれる。
 冒頭の「村人32人殺し」は昭和13年(1938年)に岡山県で起こった「津山三十人殺し」を元にしている。

 第2作は「真珠郎」。
 真珠郎はどこにいる。 目もあやに飛び交う無数の蛍火に包まれた絶世の美青年、真珠郎。その真珠郎が女のような真っ白な手を血に染めて恐るべき惨劇を繰り返す。(アマプラより)
 原作に金田一探偵は登場しない。真珠郎がとにかく印象的。

 第4作が「不死蝶」。
 「本陣殺人事件」や「八つ墓村」、この「不死蝶」の画像で古谷さんの金田一探偵と一緒に写っているのは長門勇さん演じる日和(ひより)警部。ドラマのオリジナルキャラで、岡山以外で起こった事件でも何故か登場する。

 07年12月の「横溝正史」という駄記事で、“「病院坂の首縊りの家」は何となくタイトルがこおおて(怖くて)映画を見たことも原作を読んだこともねえ” と書いたが、金田一耕助最後の事件であり、単に古谷さん見たさもあって「名探偵・金田一耕助シリーズ」第16作を恐る恐る見てみたら…意外とというかやっぱりというか怖くなかった。
 横溝作品の映画はちょっとおどろおどろしいけど、ドラマだとどんなにグロテスクな殺人事件でも不思議と怖さはないのよね。古谷さんの魅力が怖さを中和してくれるのかしらん。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.05.31 13:04:35
コメント(0) | コメントを書く
[古谷一行さん(横溝正史シリーズ)] カテゴリの最新記事


PR

Free Space

Recent Posts

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News


© Rakuten Group, Inc.
X