御朱印巡りも早10年
平成27年(2015年)4月に京都の東寺(教王護国寺)で初めて御朱印帖を購入し、緊張しながら御朱印をいただいたのを昨日のことのように覚えているが、あれから早くも10年の歳月が流れた。 当初はこのBLOGでもちょくちょく御朱印記事を書いていたものの、御朱印巡り備忘録BLOGを別に立ち上げたこともあって徐々に書かなくなってしまった。それでも細々と御朱印巡りは続けていたのだが、外転神経麻痺で車の運転を控えるようになったことに加え、コロナ禍でしばらく不要不急の外出を控えているうちに御朱印熱がしゅうぅぅ…と萎んでしまった。 当BLOGの御朱印記事に貼っていた画像がいつの間にか見にくくなっていることにも気付いてはいたが、放置しっぱなしの有様であった。 しかし本日、やっと画像を修復しようと思い立って先程作業を終えたのだが、同時に御朱印熱も蘇ってきた。 今までいただいた200枚ほど(10年やってる割には少ない)の御朱印全てに思い出が詰まっており、眺めるだけで幸せな気分になれる。嗚呼、この嬉し楽しさを何故忘れていたのだろう。 10年前、兵庫県西部(播磨)・岡山県(備前・備中)・広島県(備後)の観音菩薩を祀る寺院三十三箇所を巡る霊場巡拝、瀬戸内三十三観音霊場を巡り始めた時には、頑張れば何とか回れるような気がする――なんて軽々しく書いたが、10年経って参拝した寺院は33箇所中16箇所と半分も満たしていないという… 10周年を迎える4月26日までにはせめて県内の寺院は全て回っておきたい。これを当面の目標にしよう。残り6箇所、車がないと厳しい所ばかりだけど、何とか頑張るべ。 ホント、御朱印巡りって田舎モンは車の運転ができないと結構厳しいのだ。バスがあっても土日運休で1日3本しか便がないだとか、最寄りのバス停から徒歩30分だとか。事前にしっかり計画を立てておかないといけないというのが、行き当たりばったり主義のものぐさオバハンには辛い。 その点、歴史の中心・京都なんかだと公共交通機関を利用すれば大概の寺社に辿り着けるので、御朱印巡りも非常に楽しい。但し今は外国人観光客の増加で大変らしいけど。JTBによると2025年の訪日外国人旅行者数は4,020万人に達する見込みなのだとか。インバウンドが落ち着いたらまた京都で御朱印巡りしたいなぁ…なんて思っているけど、当分無理そう。暫くは近場を巡ろうかな。 御朱印(令和になっていただいたものの一部) 厳島神社…令和になって初めていただいた御朱印。 海蔵寺…桑名市にある宝暦治水に関する寺院。 大垣城…初めていただいた御城印。いつの間にか御城印も一般的に。 嫁いらず観音院…一昨年秋、瀬戸内三十三観音霊場では約6年ぶりに、岡山県内の寺院では約7年ぶりにいただいた御朱印。サボりすぎにもほどがある!