足守旅行〈四〉近水園
◇木下利玄生家から歩いてすぐの所に近水園があります。入園料は無料です。柵という柵がないので、どこからでも入れます。本当の庭園は、こんな感じかもしれませんね。訪れる人も、ほとんどいませんでした。看板もほとんどないですね。この庭園は、足守藩主木下家の居館である屋形構の奥手に設けられた大名庭園で、御殿山〈宮路山〉を背景にして造られ、小堀遠州流の園池を中心とした地泉回遊式の築庭式をとっています。近水園の築庭時期は、記録が定かではありませんが、6代藩主の(木下きんさだ)18世紀初めと推定されていて、県下では岡山の後楽園・津山の聚楽園と並ぶ大名庭園です。吟風閣(近水園にある建物)には、あがることはできません。入り口には、パンフレットが置いてあります。料金は50円です。そこそこ見る所のある旅行でこれほど金を使わない旅行も珍しいですね〈笑〉。マリア灯篭があるみたいですが、まったくどこにあるかわかりませんでした。通りかかった地元の人に聞きましたが、わかりませんでした。パンフレットには、東側にあるみたいですが、旅行者に方角はわかりませんよ〈笑)。つづく・・・。昼頃ですが、水面に氷がまだ張っていました。