不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

◇友達に借りてみました。
『仮面ライダーTHEFIRST』は、2005年の作品です。

仮面ライダーはかっこよくできていますが、アクションが浅いですね。
原作に近いらしいですが、見ている側がそれを望んでいたかは考えてないみたいです。
テレビ版のイメージが絶大なのに、あえて原作をする場合は、内容を重視してほしいですね。

一番に嫌だったのは愛や恋に悩むライダー達の姿ですね。
FIRST作品には必要があったのかと思いますね。
商業的や米国的な考え方の映画になってきていますね。

ビルから飛び降りてガラスの破片が舞う所を見て綺麗に思いましたが、『キャシャーン』の実写版を思い出しました。
前半に綺麗なシーンを出して、最後までそれを越えるシーンを出せない作品でしたので、これもそうかなと思いましたが、その通りでした。

昼だったのが急に夜になったり、時間も場所も飛びすぎます。
怪人の過去は必要だったのかな？
ライダー1号2号の過去を描かないのに、怪人だけなのはどうなのかと思います。
同じ時間軸にいる話かと思っていたら、怪人の話は回想でした。
必要のない話だと思うので、ガッカリですね。

カッコだけつける映画でした。
前半までは、カッコいですけど、後半はそうは思えませんね。
映画にする必要がない作品でした。