不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2008/06/29(日)18:57

映画『若い人』bs

テレビで見た感想(1586)

◇BS-2で昼間放送していたのを録画して見ました。 『若い人』は、1952年の日本白黒作品です。 戦前に豊田四郎監督により初めて映画化された石坂洋次郎の同名小説を、市川崑監督が新鮮な演出で再映画化。 北海道の女学校で生徒の人気を集める若い教師・間崎は、複雑な家庭に育った生徒・江波恵子を気にかけていた。 だが、間崎と女教師・橋本スミの関係にしっとした恵子は、自分が間崎の子供を妊娠したと言い出し騒動を起こす。 監督 市川崑 出演 池部良 久慈あさみ 島崎雪子 杉村春子 小沢栄 など まあまあ観える作品だけど、いまいちわからないかな? 煮え切らないと言う感じがしました。 映像的には三角関係ですが、一部以外はほとんど感情は擦違っています。 わからない事はないんですが、納得は仕切れません。 複雑な家庭環境となっていますが、この時代なら、それほどでもないと思いますが・・・。 学校の校則や生徒の価値観は、あまり描かれていません。 そう言うのを飛ばす事で話がわかりやすかったのかもしれませんね。 一歩間違えれば『青い山脈』の映画の学校状態になったと思います。 大人が小娘に振り回されている感じは、見事でしたね(笑)。 この時代でも、怒る時はハッキリ怒らないといけないと言う事はわかりましたね。 終わり方も続編があるのかと思う終わり方でしたね。 すべてが後姿で終わった感じでした。 4度映画化された中の2回目の作品です。 賛否両論はある作品だとは思いますが、少しお勧めしときます(笑)。

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