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テーマ:映画館で観た映画(8576)
カテゴリ:映画館で見た映画
◇近くの映画館は上映してなかったので、遠目の所へ行きました。
『火天の城』は、2009年の日本映画です。 天正4年(1576年)、長篠の戦いで勝った織田信長は、琵琶湖を臨む安土の地に巨大な城を築くべく、信長が見込んだ熱田の宮番匠・岡部又右衛門に命じる。 又右衛門は即座に引き受けるが、建設を指揮する総棟梁は、名だたる番匠たちとの図面争いで決めるという。 夢のような仕事を前に、寝食を惜しんで図面作りに没頭する又衛右門を、妻の田鶴、娘の凛らが支えるが、空前の巨大建築の完成には多くの困難が待ち受けていた…。 監督 田中光敏 出演 西田敏行,福田沙紀,椎名桔平,大竹しのぶ など 尻すぼみな内容で、残念な結末でした。 前半は素晴らしく良かったですが、中盤からは退屈なだけでした。 題材が良いだけに、表現や映像に問題ありですね。 実際に、あった話や伝説などで話は構成されています。 妻の死は、何か映画の内容に影響することだったのかな? 不必要なシーンとしか思えない。 娘も男臭い中で、花として出ただけかな? 忍者?衆も、意味が無いと思います。 「椎名桔平」の若かりし信長の演技は、今まででは一番カッコよい信長に思えました。 髭をはやしてからは、いまいちでした。 会話も何の事を言っているかわからないシーンも、ちらほらありました。 無駄な会話にしか思えなかったですね。 役者じゃない、お笑いタレントを使ったのは失敗ですね。 完璧に浮いていました(笑)。 CGの運ばれる神木と同じぐらい。 職人は色々いるのだから、職人の作業や職人魂などを見せて欲しかった。 映画の中では、作業のつながりがあった様には思えなかった。 作者だったかな、「大洲城」の棟上が参考になったと書かれていました。 近年では木造で作られた城ですからね。 作られている過程を、今なら見て見たいと思いますね。 題材だけで期待していた人は、多いと思います。 期待しせずに、安土城の映像だけを見たらよいと思う映画でした(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/09/17 08:05:17 PM
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