不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2010/05/07(金)19:32

映画『わが命つきるとも』bs

テレビで見た感想(1586)

◇BS-2で夜に放送していたのを録画して見ました。 『わが命つきるとも』(A MAN FOR ALL SEASONS)は、1966年の英国映画です。 16世紀初頭、英国王ヘンリー8世がアン・ブーリンと結婚するため、カトリックの教えに背き王妃と離婚したことに敢然と異を唱え、処刑台の露と消えた聖職者で文学者のトーマス・モア卿の物語。 権力をめぐる陰謀に巻き込まれながらも、信念を曲げなかった人格者の生涯を、格調高い映像美で描く。 監督は「地上より永遠に」「尼僧物語」の名匠F・ジンネマン。 監督賞、主演男優賞など、アカデミー賞6部門に輝いた不朽の名作。 監督 フレッド・ジンネマン 出演 ポール・スコフィールド, ウェンディ・ヒラー, ナイジェル・ダベンポート など ちょっと、わかりにくいが、良かったと思える映画でした。 裁判物は、力が入りますね。 話としては面白い時代背景でもある。 何かの話でアンと結婚の話は聞いた事があるが、その裏の話なので興味は持てた。 でも宗教色が、ちょっと強い。 その辺が、主教に疎い国民には、難しくなっている。 邦題のタイトル通りの話です。 権力の横暴を裁判でも止めれないのは、毎度の事ですね。 宗教心が薄い国民からは、バカ正直に思えると思います(笑)。 終盤が駆け足で話が進みました。 記録が無いからでしょうが、もう少し描いた方が良いと思います。 裁判の演説が見所でした。 最後の登場人物の、その後を書かれていました。 身内に関しても知りたかったですね。 それと、過去を振り返って、この裁判は正しかったのかの判断もほしかったですね。 「沈黙」ですが、他の作品でも描かれる事があります。 映画では政治的にも宗教的にも使われています。 何でだろうかと思っていましたが、そういう事かとわかった感じが少しした映画でした。 少しでも正直な人間には、観てほしいと思える映画でした(笑)。

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